三田村信行
三田村 信行/1939年-/児童文学作家
撮影:タカオカ邦彦
1939年11月28日生まれ、東京府東京市深川区(現・東京都江東区)出身。
早稲田大学文学部在学中に早大童話会に入会し、創作を始める。卒業後は出版社への転職を繰り返しながら創作活動を続け、1970年に『遠くまでゆく日』でデビュー。1975年に刊行された『おとうさんがいっぱい』など不思議な世界が日常の地続きにあることを描いた作品をはじめ、ミステリ、歴史小説や時代小説、ノンフィクションなど、幅広いジャンルの児童文学作品を手がけている。1998年から続く「キャベたまたんてい」シリーズは20作を超える人気作。産経児童出版文化賞推薦には『ぼくが恐竜だったころ』(第37回、1990年)、『風の城』(第39回、1992年)、『八月の恐竜』(第41回、1994年)、『ものまね鳥を撃つな』(第43回、1996年)が選ばれている。2009年に長年にわたる創作活動に対して第32回巖谷小波文芸賞、2010年に『風の陰陽師』で第50回日本児童文学者協会賞を受賞。
主な作品
- 『ぼくが恐竜だったころ』(1989、ほるぷ出版)
- 『キャベたまたんてい なぞのゆうかいじけん』(1998、金の星社)
- 『おとうさんがいっぱい』注:新・名作の愛蔵版(2003、理論社)
- 『風の陰陽師』全4巻(2007から2009、ポプラ社)
- 『漱石と熊楠―同時代を生きた二人の巨人』(2019、鳥影社)
- 『オオカミの時間 今そこにある不思議集』(2020、理論社)
資料写真
原稿「童話という衣」注:2011年に展示のために書いていただいたエッセイ
居住期間
1978年から在住。
当館との関わり
- 展覧会
- キャベたまたんていとなぞを追え! 三田村信行展
会期:2011年7月23日から9月25日
- 刊行物
- 町田ゆかりの児童文学作家紹介 三田村信行(2019年10ページ、無料配布)
町田ゆかりの児童文学作家紹介 三田村信行(PDF・942KB)
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