川田総七

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更新日:2021年5月17日

川田かわだ 総七そうしち/1915年-1952年/詩人

1915年2月3日生まれ、南多摩郡町田町原町田(現・東京都町田市原町田)出身。
原町田にあった造り酒屋・川田酒造の長男として生まれる。1932年から「椎の木」(第3次)に「暦」「死の面貌」「天使の群」を発表し、翌年には第1詩集『希臘の海』を刊行。「L'ESPRIT NOUVEAU」(ボン書店版)、「詩学」「VOU(第一次)」「純粋詩」「文藝汎論」などに詩を発表した。1935年に扇谷義男とともに隔月の詩誌 「祝火いわいび」を創刊。家業を営みながら詩作に励み、新たな現代詩が模索される時代に若手詩人の一人として活躍した。また、俳句も嗜み、岩佐東一郎が詩人仲間の俳句誌として創刊した「風流陣」にしばしば俳句や句会報告を寄稿した。1952年1月23日、結核のため37年の生涯を閉じた。

主な作品

主な作品の画像

  1. 『希臘の海』(1933、私家本)
  2. 『若き蛇』(1936、青林書房)
  3. 『窓』(1937、昭森社)
  4. 『庭柴』(1939、風流陣発行所)

居住期間

生涯を町田で過ごした。

町田との関わり

五十嵐達孝や下村照路らと七頭会を結成した。

当館との関わり

  • 展覧会
  • 開館記念展 ことばの森の住人たち―町田ゆかりの文学者展
    会期:2006年10月27日から2007年3月4日
  • 刊行物
  • 2006年度展覧会図録『ことばの森の住人たち―町田ゆかりの文学者』
    (2006年96ページ、有料販売)

注記:掲載している情報につきましては極力調査いたしましたが、お気づきの点がございましたらご連絡ください。

このページの担当課へのお問い合わせ
町田市民文学館ことばらんど

電話:042-739-3420

ファックス:042-739-3421

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