後藤竜二
後藤 竜二/1943年-2010年/児童文学作家
1943年6月24日生まれ、北海道美唄市出身。
本名・後藤隆二。早稲田大学在学中に少年文学会に入会し、執筆を始める。就職試験の勉強として書いた「天使で大地はいっぱいだ」が、1966年に第7回講談社児童文学新人賞佳作となりデビュー。1984年に第1作『1ねん1くみ1ばんワル』が刊行された「1ねん1くみ」シリーズは、元気でわんぱくな「くろさわくん」と気の弱い「ぼく」こと「しんくん」の友情を中心に、ぶつかり合いながら心を通わせていく仲間たちの成長を描き、子どもたちの共感を得て長く読み継がれている。1970年に『大地の冬のなかまたち』で第8回野間児童文芸推奨作品賞、1977年に『白赤だすき小 ○の旗風』で第17回日本児童文学者協会賞、1993年に『野心あらためず 日高見国伝』で第32回野間児童文芸賞を受賞するなど、数々の賞を受賞した。2010年7月3日、脳内出血のため67年の生涯を閉じた。
主な作品
1『天使で大地はいっぱいだ』(1967、講談社)
2『故郷』(1979、偕成社)
3「1ねん1くみ」シリーズ 全25作(1984から2009、ポプラ社)
4『白赤だすき小○の旗風』注:新装版(2008、新日本出版社)
5『日高見国伝 野心あらためず』注:新装版(2009、新日本出版社)
居住期間
1970年から約2年間玉川学園に居住した。
当館との関わり
- 展覧会
1ねん1くみ1ばんサイコー! 後藤竜二×長谷川知子展
会期:2014年7月19日から9月21日
- 刊行物
町田ゆかりの児童文学作家紹介 後藤竜二
(2014年4ページ、無料配布)
町田ゆかりの児童文学作家紹介 後藤竜二(PDF・485KB)
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