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道尾秀介
道尾 秀介/1975年-/小説家・歌手
撮影:タカオカ邦彦
1975年5月19日生まれ。
19歳で小説家を志す。玉川大学農学部卒業後、2004年に『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。翌年発表した『向日葵の咲かない夏』で注目を集める。2007年に『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞、2009年に『カラスの親指』で第62回推理作家協会賞、2010年に『龍神の雨』で第22回大藪春彦賞、同年『光媒の花』で第23回山本周五郎賞、2011年に『月と蟹』で第144直木三十五賞を受賞した。家族・友人の間で起こるささいな感情のもつれや、現代社会の歪から派生する様々な事件とその背景にある人間像を細やかに描いている。また音楽活動も行っており、2020年、『HYDE AND SECRET』でソニー・ミュージックエンタテインメントからデビュー。小説「スケルトン・キー」の世界を音楽で表現している。
主な作品
- 『向日葵の咲かない夏』(2005、新潮社)
- 『カラスの親指』(2008、講談社)
- 『光媒の花』(2010、集英社)
- 『月と蟹』(2010、文芸春秋社)
- 『貘の檻』(2014、新潮社)
- 『スケルトン・キー』(2018、KADOKAWA)
資料写真
「カラスの親指」原稿
「月と蟹」原稿 どちらも展示のために書いていただいたもの
居住期間
学生時代を町田で過ごした。
当館との関わり
- 展覧会
- 映画『カラスの親指-by rule of CROW'S thumb』公開記念 道尾秀介展―小説の可能性―
会期:2012年10月20日から12月24日 - この街の現在―ゼロ年代の町田若手作家たち―展
会期:2016年4月16日から6月26日
関連リンク
注記:掲載している情報につきましては極力調査いたしましたが、お気づきの点がございましたらご連絡ください。