片岡義男
片岡 義男/1939年-/小説家・エッセイスト・翻訳家・評論家
1939年3月20日生まれ、東京都出身。
早稲田大学在学中からライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。1960年代から70年代にかけて、“テディ片岡”名義で風俗評論やナンセンス小説も手がけた。1973年、植草甚一らとともに「ワンダーランド」(後の「宝島」)の創刊に参加。1974年に『白い波の荒野へ』で小説家として本格的にデビュー。1975年に『スローなブギにしてくれ』で第2回野性時代新人賞を受賞。サーフィンやオートバイ、ジャズなどの風俗を取り入れ、軽妙なタッチで描かれた作品は若者達の支持を受け、一躍人気作家となった。また、英語を母国語とする者から見た日本文化や日本語に関する評論や、写真家としても活躍している。インターネットサイト「片岡義男.com」では、全著作の電子化が進められている。
主な作品
- 『スローなブギにしてくれ』(1976、角川書店)
- 『ボビーに首ったけ』(1978、角川書店)
- 『日本語で生きるとは』(エッセイ)(1999、筑摩書房)
- 『階段を駆け上がる』(2010、左右社)
- 『ミッキーは谷中で六時三十分』(2014、講談社)
資料写真
「東京青年」原稿
居住期間
1972年から在住。
当館との関わり
- 展覧会
- まちだ作家博覧会展
会期:2009年4月25日から7月5日
関連リンク
注記:掲載している情報につきましては極力調査いたしましたが、お気づきの点がございましたらご連絡ください。
このページの担当課へのお問い合わせ
町田市民文学館ことばらんど
電話:042-739-3420
ファックス:042-739-3421