宮川哲夫
宮川 哲夫/1922年-1974年/作詞家
1922年2月7日生まれ、東京府大島町波浮港村(現・東京都大島町波浮港)出身。
網元“宮鉄”の長男として生まれるが、12歳の時に破産。東京の中学を諦めて進学した波浮尋常高等小学校高等科在学中に詩と出会う。豊島師範学校在学中から「若草」等に詩や短歌を投稿するほか、自作の詩集等を編んだ。卒業後は教師となり詩作を続け、1950年に上京。1953年に「街のサンドイッチマン」(吉田正・作曲、鶴田浩二・歌)がヒットし、翌年ビクター専属作詞家となった。その後、「ガード下の靴みがき」「赤と黒のブルース」「東京ドドンパ娘」「美しい十代」など、次々にヒット作を発表。1966年に橋幸夫が歌った「霧氷」で第8回日本レコード大賞を受賞した。1974年9月30日、すい臓がんのため52年の生涯を閉じた。
主な作品
- 『置手紙 宮川哲夫歌謡作品集』(1962、非売品)
- 『公園の手品師 宮川哲夫詩集 遺稿』(1976、宮川哲夫遺作品編集室)
資料写真
色紙「街のサンドイッチマン」
日記
居住期間
1950年忠生村立忠生小学校に転任、忠生村木曽(現・町田市木曽町)に8年間居住した。
当館との関わり
- 展覧会
- 開館記念展 ことばの森の住人たち―町田ゆかりの文学者
会期:2006年10月27日から2007年3月4日 - ことばの森の住人たち―町田ゆかりの文学者 展
会期:2010年1月31日から3月28日 - オールヒット!宮川哲夫 ―昭和の街角を歌で綴る展
会期:2015年4月18日から6月28日 - 刊行物
- 2006年度展覧会図録『ことばの森の住人たち―町田ゆかりの文学者』
(2006年96ページ、有料販売) - 文庫
- 宮川哲夫文庫(旧蔵書)
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