峰隆一郎
峰 隆一郎/1931年-2000年/小説家
1931年6月17日生まれ、長崎県佐世保市出身。
本名・峰松隆。日本大学理工学部から日本大学芸術学部へ転部、その後中退。出版社に勤務後、フリーライターとして20数年間を過ごす。1979年に短編時代小説「流れ灌頂」で「問題小説」第5回小説新人賞を受賞したのを機に、作家活動に入った。迫力のある娯楽時代小説を得意とし、鬼気迫る剣術描写や官能シーンにより独自の世界を築いた。
多数の時代小説を手がける一方、トラベルミステリーを手がけるなど幅広いジャンルで執筆活動を行った。2000年5月9日、肺炎のため68年の生涯を閉じた。
主な作品
- 『殺人!!博多発「ひかり4」の女』(1988、大陸書房)
- 『人斬り弥介』(1992、集英社)
- 『素浪人宮本武蔵(一)』(1993、光文社)
- 『流れ灌頂』(1998、集英社)
資料写真
「甲州金」原稿(複製)
居住期間
1964年に転入し、亡くなるまで36年間上小山田町に居住した。全ての著作は町田で執筆された。
当館との関わり
- 展覧会
開館記念展 ことばの森の住人たち―町田ゆかりの文学者
会期:2006年10月27日から2007年3月4日
- 刊行物
2006年度展覧会図録『ことばの森の住人たち―町田ゆかりの文学者』
(2006年96ページ、有料販売)
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