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水痘(みずぼうそう)

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更新日:2025年6月12日

水痘(みずぼうそう)って、どんな病気?

水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって起こる感染症で、一般には「みずぼうそう」で知られています。幼児期に罹ることがほとんどですが、大人での水痘の発症もまれに見られます。

症状について

潜伏期間(10日間から21日間で、通常は約2週間)の後、発熱や、全身に直径3~5mm程度の発疹が見られます。発疹は、時間の経過とともに、水疱(水ぶくれ)に変化します。すべての発疹が痂疲化(かさぶたになる)するまで6日程度かかります。通常、軽症で終生免疫(一度の感染で生涯、その感染症にはかからない)を得ることが多いですが、大人では重症になることがあり、髄膜炎や脳炎などの合併症の頻度も高くなります。またウイルスは治癒後も体の中に潜伏していて何年も経過した後に帯状疱疹(水痘と同じ水痘・帯状疱疹ウイルスを原因とする病気)として発症することがあります。

感染経路について

水痘の感染経路は、「空気感染」、「飛沫感染」、「接触感染」があります。
空気感染:咳やくしゃみなどの飛沫(しぶき)に含まれたウイルスが空気中に漂い、そのウイルスを吸い込むことによる感染
飛沫感染:ウイルスが含まれる咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込むことによる感染
接触感染:ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる感染
発疹が出現する1日前または2日前から、すべての発疹が痂疲化(かさぶたになる)するまで感染性があります。
また水痘の免疫がない人が帯状疱疹を発症している人の患部を触れた場合などに感染・発症することがあります。

予防について

手洗いを心がけましょう。
咳やくしゃみをする際は、咳エチケット(口と鼻をティッシュペーパーで覆う、など)を心がけましょう。
水痘の予防接種が有効とされています。水痘の予防接種は子どもの定期接種の対象となっておりますので、詳しくはこちらをご参照ください。

水痘(みずぼうそう)患者が増加しています

都内の水痘(みずぼうそう)の患者発生状況が2025年第17週時点で6年ぶりに都の注意報基準を超えました。
町田市でも水痘(みずぼうそう)の患者が増加しており、2025年第22週(5/26-6/1)時点で警報レベルが続いています。(2.25人/定点)

東京都作成の、水痘の流行に注意を呼び掛けるホームページです。

東京都健康安全研究センターによる、水痘の流行に注意を呼び掛けるちらしです。