伝染性紅斑(りんご病)

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更新日:2024年4月1日

伝染性紅斑(りんご病)って、どんな病気?

両頬がりんごのように赤くなることから、りんご病(りんごほっぺ病)と呼ばれることもあります。
ヒトパルボウイルスB19による感染症で、妊婦が感染すると胎児の異常(胎児水腫)や流産を引き起こすことがあるので注意が必要です。

症状について

10日間から20日間の潜伏期間の後、頬にはっきりとした紅い発疹と、続いて手足や胸腹部に発疹がみられます。これらの発疹は1週間前後で消失しますが、なかには長引いたり、一度消えた発疹が短期間のうちに再び出現することがあります。頬に発疹が出現する7日前から10日前くらいに、微熱や感冒様症状などの症状が見られることが多いです。

感染経路について

主として飛沫感染です。
感染期間はかぜ様症状が出現した時です。発しんが出現した時にはウイルスの排出はなく、感染力はほぼ消失しています。

予防について

紅斑の時期にはほとんど感染力がなく、またウイルス排泄期には特徴的な症状を示さないので、実際的な二次感染予防策もとりにくいでしょう。現在のところワクチンはありませんので、妊婦は流行時期に感冒様症状の者に近づくことを避け、万一感染した場合には胎児の状態を注意深く観察していくよう、かかりつけ産科医に相談しましょう。

このページの担当課へのお問い合わせ
保健所 保健予防課

電話:042-722-0626

ファックス:050-3161-8634

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