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ヘルパンギーナ

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更新日:2026年4月22日

ヘルパンギーナって、どんな病気?

発熱と口腔粘膜にあらわれる水泡性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行します。いわゆる夏かぜの代表的疾患です。子供だけでなく乳幼児を養育している大人もかかることがあります。

症状について

主な症状としては、2日間から4日間の潜伏期を経過し、突然の発熱に続いて咽頭痛が出現し、咽頭粘膜の発赤が目立つようになります。口腔内に小水疱が出現します。小水疱はやがて破れ、浅い潰瘍を形成し、痛みが出てきます。発熱については2日間から4日間程度で解熱し、それにやや遅れて粘膜疹も消失します。口腔内の痛みのため食事が摂れないことも多く、それによる脱水症やまれに無菌性髄膜炎などを合併することがあるので注意が必要です。似たような症状が出る疾患に手足口病があり、口腔内のほかに手掌や足底にも水泡が見られます。

感染経路について

感染経路は、飛沫感染・接触感染で、患者さんの飛まつ、ウイルスが手や食品・器具を経由して口に入ることにより感染します。人に感染させる期間は、症状発現時がピークですが、その後も4週間から6週間は便からウイルスが排出されているので乳児などのオムツ交換時には注意が必要です。オムツ替え後は、石鹸でよく手を洗いましょう。

予防について

予防接種はありません。基本的な感染症対策(手洗い、うがい、咳エチケット)が大切です。

  1. 石鹸での手洗い
    アルコール消毒が効きにくいため、石鹸による手洗いが基本です。
    症状が消失した後も、最大4週間程度は便の中にウイルスが含まれます。食事前、トイレ後、特におむつ交換後は、指先や指の間まで丁寧に洗い、しっかり流してください。
    タオルの共有は厳禁です。
  2. 次亜塩素酸ナトリウムでの消毒
    ドアノブ、スイッチ、おもちゃなど、よく触れる場所をこまめに消毒しましょう。次亜塩素酸ナトリウム(市販の塩素系漂白剤を薄めたもの)の使用が有効です。