風しん
風しんは、風しんウイルスの感染によって起こる感染症です。主な症状としては突然の全身性発疹、発熱、リンパ節の腫れなどが出現します。妊婦や妊娠の可能性のある方については、胎児の先天性風しん症候群のおそれもあるため、周りの人から感染しないよう十分な注意が必要であり、職場や家庭での感染防止にも注意してください。
一定の条件に該当する方に対し、抗体検査と予防接種の費用助成を実施しています。制度の詳細につきましては、こちらのリンク先をご覧ください。
風しん予防の対象の方に風しん抗体検査と予防接種のクーポン券を発行します
公的な予防接種を受ける機会がなかった特定の世代の方に対して、抗体検査と予防接種を実施しています。制度の詳細につきましては、こちらのリンク先をご覧ください。
「風しん」って、どんな病気?
流行しやすい時期 : 春先から初夏
潜伏期間 : 2週間から3週間(平均16日から18日)
主な症状 : 突然の全身性発疹、発熱、リンパ節の腫れなど
感染経路 : 患者さんの飛まつ(唾液や咳のしぶき)など
人に感染させる期間 : 発疹の出る7日前から発疹が出た後5日位まで
どんな人が特に注意をすればいいのですか?
症状は子供では比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症をひきおこすことがあります。
大人は発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。
また、妊婦の方が妊娠初期に風しんにかかると、胎児にも感染する場合があり、難聴、心疾患、白内障等をひきおこしたり、精神や身体の発達に影響を及ぼす可能性があります。
風しんにかからないために気をつけること
- 外出後の手洗い、うがい、咳エチケットに気をつけてください。
- 急な発疹や発熱などの症状が出た場合は、早めに受診してください。
- 受診する時はマスクをするなど感染を広げないよう気をつけましょう。
- 妊娠適齢期の方や妊婦さんと同居している方は、予防接種をお勧めします。ご希望の方は、かかりつけ医にご相談ください。
- 定期の予防接種の対象となる方は、市から個別にお知らせをしています。通知がきたら必ず予防接種を受けてください。
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保健所 保健予防課
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