麻しん(はしか)

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更新日:2024年5月7日

「麻しん」(はしか)って、どんな病気?

麻しん(はしか)は麻しんウイルスによって起こる感染症です。ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。春先から夏にかけて流行しやすい感染症です。

症状について

主な症状としては、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が出現します。2、3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
受診する場合は医療機関に電話連絡してから受診するようにしましょう。

感染経路について

感染経路は、空気感染・飛沫感染・接触感染で、患者さんの飛まつ、蒸発した飛まつを吸い込む、ウイルスが手や食品・器具を経由して口に入ることにより感染します。
人に感染させる期間は、風邪のような症状が起こる1日前から、赤い発疹が体に出現した後の4、5日位(また解熱後3日くらいまで)とされています。
潜伏期間は概ね10日から12日程度です(参考:東京都感染症情報センター)。

予防について

麻しんを予防するためには、麻しんの予防接種を行うことが効果的です。過去に麻しんの予防接種を受けていない人は、確実に接種しておきましょう。
定期予防接種では、麻しん・風しんの混合ワクチン(MRワクチン)として接種します。ワクチンは2回接種を行うことによって、確実に免疫を獲得できることと、免疫の低下を防ぎ、その効果を長く持続させることができます。また、定期接種を受けられなかった19歳未満の方に対して、フォロー接種を実施しています。詳しくは以下リンクをご覧ください。

対象:第1期は1歳から2歳未満。第2期は小学校就業前の1年間(年長児のお子さん)

対象:2歳以上19歳未満で定期予防接種の対象にあてはまらない人

このページの担当課へのお問い合わせ
保健所 保健予防課

電話:042-722-0626

ファックス:050-3161-8634

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