「新しい生活様式」障がいのある方への配慮をお願いします

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更新日:2023年4月27日

新型コロナウイルス感染症拡大により、物理的距離の確保やマスクの着用など、私たちの生活様式は大きく変わることとなりました。
こうした変化に伴い、障がいのある方の中には、生活上のさまざまな不安や不便を感じている方がいます。
このページでは、障がい当事者からの困りごとの声と、それらに対する配慮事項を紹介します。
新型コロナウイルス感染症を予防しながら、誰もが暮らしやすいまちをつくるため、皆さまのご理解とご協力をお願いします。

視覚障がいのある方の困りごと

  • 日常生活では手でものを触って確認することが多いが、感染リスクを考えるとやりにくくなった。
  • 消毒液や検温器がどこにあるのかわからない。
  • レジに並ぶときに床に位置の印があるようだがわからない。
  • 釣り銭のやり取りをトレーの上で行うようになり、どこにあるのかわからず困った。

配慮をお願いしたいこと

マスクの着用や手指の消毒など基本的な感染症対策を行ったうえで、その方の状況にあった支援をお願いします。
また、周りにいる人と適切な距離を確保することが難しい方や、接触・接近による支援を必要とする方がいるということにご理解をお願いします。

白杖使用の方の様子

聴覚障がいのある方の困りごと

  • マスクで相手の表情や口の動きが見えなくなり、会話が困難になった。
  • ビニールカーテンにより相手の声が今まで以上に聴き取りづらくなった。

配慮をお願いしたいこと

透明マスクやフェイスシールドを使用する、距離を取ったうえでマスクを外して会話をするなど、口元がわかるような工夫をお願いします。
マスクを外せない場合は、筆談や身振り、指さしによる説明などの対応をお願いします。

車椅子を使用する方の困りごと

  • 車椅子では手の届かない高さに消毒液があることが多い。
  • 足で踏んで使用する噴霧器は使用できないので困っている。

配慮をお願いしたいこと

消毒液は、車椅子を使用している人を含め、さまざまな人が利用するため、少しの配慮や工夫でより多くの人にとって便利になります。
使用者によって選択できるよういくつかのタイプの消毒液を設置するなどの対応をお願いします。

車いすの方と消毒液

その他の障がいのある方の困りごと

  • 感覚過敏のため、マスクをつけると肌が痛くなったり、気分が悪くなったりするため、マスクをつけられない。
  • 知的障がい・発達障がいのためマスクをつける理由がわからず、つけてもすぐに外してしまう。
  • 障がい特性により、会話を控えることが求められている場所でも、突然声を出してしまうことがある。
  • 在宅でいることが長くなり、生活リズムや体調が崩れてしまった。

配慮をお願いしたいこと

マスクの着用が難しい方がいることを知っていただき、人と人との距離をあけるなどの対応をお願いします。
会話を控えることが難しい場所には、写真やイラストを使ってわかりやすく具体的に示すなどの工夫をお願いします。
また、社会変化による過度なストレスから、これまで出来ていたことができなくなってしまう方がいることに、ご理解をお願いします。
新聞や郵便物がたまっていたりしたら、気軽に声をかけたり、その人が元気でいるのか見守りをお願いします。

お困りのことがあればご相談ください

障がいのある方が地域で安心して暮らすことができるよう、身近な相談窓口として、町田市障がい者支援センターがございます。
障がい種別や年齢に関わらず、お困りのことがあればお気軽にお問い合わせください。
支援センターについての詳しい情報は、以下のリンクで紹介しています。

町田市障がい支援センターロゴ

このページの担当課へのお問い合わせ
地域福祉部 障がい福祉課

電話:042-724-2147

ファックス:050-3101-1653

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