ページ番号:141058480
町田・食の連携プロジェクト~高齢者施設・病院の食形態~
はじめに~町田・食の連携プロジェクトとは~
市内の病院や社会福祉施設等の給食施設で構成される町田集団給食研究会は、地域で切れ目のない食の連携ができることを目標に、2015年に「町田・食の連携プロジェクト」を立ち上げました。
医療や介護の垣根を越えて栄養情報の連携を行い、講習会の実施やグループワークを重ね、飲み込むことに配慮が必要な方が施設を移動したりご自宅へ戻ったりした際も迷わずに適切な食事が食べられるよう支援することを目的として、プロジェクトに賛同した高齢者施設・病院の栄養士が各施設で提供している食事形態の情報をまとめました。食事形態の情報をまとめるときは、各施設の栄養給食部門だけでなく多職種で連携するよう心がけました。
各施設で異なる名称や段階で表現されている食形態を一覧にした冊子を2016年に初版、2017年に第2版を発行しました。
2026年5月に、最新の情報に修正し、いつでもどなたでもご覧いただけるよう、町田市保健所ホームページへ掲載することとしました。
医療・介護の現場の皆様、そして地域の方々にもご活用いただき、食を通した連携がより一層進むことを願っております。
このプロジェクトは、町田集団給食研究会と東京都栄養士会町田支部が連携し、情報更新や地域への発信を行っていきます。
町田市保健所は、この活動を支援しています。
注記:町田集団給食研究会と東京都栄養士会町田支部についてはぺージ下部で説明しています。
活用方法
ご本人様・ご家族様はもちろんのことの、あらゆる医療・福祉・介護関係者の活用が可能です。
各施設の食形態を掲載していますのでご家庭でのお食事の際や、施設・病院間の移動時や施設・病院から自宅へ戻るときの申し送り、栄養サマリーや看護サマリーのような情報提供書作成時などにもご利用ください。
食事形態の内容
| 1 | おかず形態一覧 | おかずの食形態について、写真(肉・魚・野菜料理)とともに内容や大きさを記載しました。咀嚼の必要性については、ユニバーサルデザインフードの表現を用いました。また「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021(食事)」を各施設で評価しました[注記1]。 |
|---|---|---|
| 2 | お茶とろみの基準 | お茶(ほうじ茶や緑茶など)にとろみを付ける際に使用している「とろみ調整食品」の名称や濃度、「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021(とろみ)」の評価を掲載しました[注記2、注記3]。 |
| 3 | 主食一覧 | 主食(米飯や粥)の種類や水分の割合を掲載しました。 |
注記1:施設の多くは、元々「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021」(以下、学会分類2021)に合わせて食形態を設定していません。今回は研究会として各施設の評価をもとにしていますが、利用の際は「学会分類2021」のコードが独り歩きしないようにご配慮をお願いします。
注記2:とろみの評価のために、とろみ調整食品「トロミパワースマイル」(ヘルシーフード株式会社製)を「学会分類2021」の「薄いとろみ」、「中間のとろみ」、「濃いとろみ」の中間の粘度に調整した水分を基準として使用しました。
注記3:同じ「とろみ調整食品」を採用していても、施設ごとに作成方法(一度に作る量やとろみ調整食品の計量方法など)が異なり、評価にバラツキがありますので、各施設の掲載内容をご確認ください。
形態の基準のダウンロードはこちらから
各高齢者施設の食事情報
各病院の食事情報
参考資料 日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021
「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021」(学会分類2021)は、医療・福祉関係者が共通して使用できることを目的に発表されました。
町田・食の連携プロジェクトでも食形態を評価する「ものさし」として活用しました。
参考として早見表をご紹介します。
「『日摂食嚥下リハ会誌25(2):135-149, 2021』または日本摂食嚥下リハ学会HPホームページ:
『嚥下調整食学会分類2021』を必ずご参照ください。
日摂食嚥下リハ会誌25(2):135-149, 2021(PDF・518KB)
町田集団給食研究会とは
町田市内にある、病院、社会福祉施設、事業所、保育園などの給食施設によって組織する団体で、会員施設の運営と技術の向上及び相互の親睦を図ることを目的とした団体です。
1993年の発足以来、町田市保健所と連携・協力しながら、講演会の開催、イベントでの食に関する展示等の事業を展開しています。
2026年4月末現在51施設で活動しています。
東京都栄養士会町田支部とは
町田市全域での事業「町田・安心して暮らせるまちづくりプロジェクト」に参画し、同職種連携によって地域の平常時と災害時の健康を守り、栄養ケアを推進していくことを目的として、2022年9月に発足しました。
町田・安心して暮らせるまちづくりプロジェクト(通称:町プロ)の詳細はこちらです。
