薬師池かいぼり 生きもの調査2015年度結果と放流のお知らせ
たくさん魚をつかまえました
2015年11月3日、快晴の中、かいぼりで水を抜いた薬師池に親子50人が入り、生きものをつかまえました!
当日、生きものの一部を水槽で展示し、来園された方にご覧いただきました。
また、外来種問題についてのパネルや昔の薬師池の写真などにも多くの方が見入っていました。
※かいぼりとは 池の水を抜き、底を天日干しすることで、生物の排出物や底に溜まった堆積物を取り除き、水質を改善するものです。
薬師池に生きものを戻しました!
2016年3月26日、保護していた在来種(モツゴ、スッポンなど)を放流するイベントを行いました。
当日は、外来種についてのパネルなども展示する他、「春のやくしまつり」として、古民家公開やガイドツアーも実施しました。
モツゴ
ニホンスッポン
多くの方に放流をお手伝いいただきました
水が戻り、生きものが戻ることで、薬師池の生態系がこれから回復していくと考えられます。
きれいになった池の環境をこれからも大事にしていきたいですね。
関連情報
調査結果(最終)
11月3日のイベント後、池に残っていた生きものの捕獲を続け、最終的な結果がまとまりました。(単位:匹)
<在来種>
モツゴ13,054以上、トウヨシノボリ5、ナマズ1、ギンブナ1、アブラハヤ1、スジエビ2,217、ニホンスッポン4
<外来種>
ブルーギル1,013、アオウオ2、ソウギョ1、コイ268、ゲンゴロウブナ7、ビワコオオナマズ1、ヌマチチブ210
アメリカザリガニ1、ミシシッピアカミミガメ88、クサガメ25、ミナミイシガメ1
放さないで!!外来種
今回つかまえた生きもののうち、外来種は駆除しました。
調査を通じて、薬師池には在来種の数が多いということがわかりましたが、外来種が増えると生態系のバランスが崩れてしまいます。人間が生きものを移動させることで、外来種の問題は起こります。
飼い始めた生きものは最後まで飼い、もともとその場所にいない生きものを野外に放さないようにお願いします。
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