ページ番号:121438248
小山田緑地でのセミのぬけがら調査2016年度結果
ニイニイゼミ
小山田緑地本園は、町田市の中でも緑の多い場所です。
2016年夏、市内の小山田緑地本園にて「セミのぬけがら調査」を行い、調査結果をまとめました。
7月に市民の皆さんと一緒に行い、時期をずらして8月にスタッフが2回ぬけがらを拾い集めたところ、ニイニイゼミが1番多く見つかるという興味深い結果になりました。
おそらく皆さんが1番よく目にするのは、茶色い羽根のアブラゼミではないかと思います。
小山田緑地本園は、町田市の中でも緑の多い場所ですので、それがニイニイゼミにとって住みやすい環境なのかもしれませんね。
調査の詳しい内容は下記PDFからダウンロードしてご覧ください。
調査結果報告書(最終報告)
7月に市民の皆さんと行った調査の様子
2016年7月23日(土曜日)、都立小山田緑地本園にてセミのぬけがら調査を市民の方々と行いました。
みなさんが拾い集めたセミのぬけがらの数は229個!種類を見分け、数を数えました。
ニイニイゼミぬけがら、どろんこで小さいのが特徴
7月23日に見つかったぬけがら合計:229
- ニイニイゼミ:199
- アブラゼミ:23
- ヒグラシ:5
- ミンミンゼミ:2
ニイニイゼミが圧倒的に多く、87%を占めました!
今回の調査では最も多かったニイニイゼミ。
これまで町田市で行っているセミの鳴き声調査で、夏の初めから鳴き始めることがわかっています。
調査員のみなさん大活躍!
まずぬけがらの見分け方を練習して、調査員としてのスキルを身につけました!
拾い集めたぬけがらを分類、集計
ぬけがら探しの間に、こんなことも・・・
羽化失敗の幼虫?と思いきや、手の上で殻を脱ぎ始めて・・・
無事に羽化