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9月はがん征圧月間です

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更新日:2025年8月20日

9月は公益財団法人日本対がん協会が定めた「がん征圧月間」です。
がんと、その予防についての正しい知識の徹底と、早期発見・早期治療の普及に取り組んでいます。

がんについて

現在、日本人の2人に1人が一生のうちに何らかのがんになるというデータがあります。
がんはすべての方に身近な病気です。
がん罹患数(男女計)は、多い方から大腸がん、肺がん、胃がんの順となっています。(2021年データに基づく)
また、男性の4人に1人、女性の6人に1人ががんで亡くなっています。
がん死亡数(男女計)は、多い方から肺がん、大腸がん、膵臓がんの順となっています。(2023年データに基づく)
ご自身やご家族の健康管理の一つとして、定期的にがん検診を受けましょう。
データの出典:国立がん研究センターがん情報サービス(最新がん統計)(外部サイト)

市庁舎のライトアップを行います

がん征圧月間の普及啓発として、市庁舎を罹患数が最も多い「大腸がん」の啓発活動のシンボルカラーである青色(ブルー)にライトアップします。
日程:2025年9月3日(水曜日)、9月5日(金曜日)の2日間
時間:午後7時から9時まで

町田市のがん検診

町田市で実施しているがん検診の詳細と精密検査の内容については、それぞれのがん検診のページからご確認ください。

  • がん検診で「異常なし」と判定された方も、ご自身の健康管理やがんの早期発見・早期治療につなげるために、定期的に検診を受けましょう。
  • がん検診で「要精密検査」と判定された場合は、「がんの疑いがある」という状態です。より詳しい検査を行い、本当にがんがあるかを調べる必要があります。必ず精密検査を受診しましょう。

科学的根拠に根ざしたがん予防ガイドライン「日本人のためのがん予防法(5+1)」

がん予防についての研究から、がんと生活習慣との間に深いかかわりが見られています。
がん予防のための生活習慣を心がけましょう。

(1)禁煙する

  • たばこは吸わない
  • 他人のたばこの煙を避ける

(2)節酒する

飲酒量の目安(1日あたりの純エタノール量換算で23グラム程度)
お酒を飲む場合は、以下のいずれかの量までにとどめましょう。

  • 日本酒:1合
  • ビール大瓶(633ミリリットル):1本
  • ワイン:グラス2杯程度
  • ウイスキー・ブランデー:ダブル1杯
  • 焼酎・泡盛:原液で1合の3分の2

女性の方が男性よりも体質的に飲酒の影響を受けやすく、より少ない量でがんになるリスクが高まるという報告もあります。

(3)食生活を見直す

  • 減塩する
  • 野菜と果物をとる
  • 熱い飲み物や食べ物は冷ましてから

(4)身体を動かす

推奨される身体活動量の目安
18歳から64歳

  • 歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日60分
  • 息がはずみ汗をかく程度の運動は1週間に60分

65歳以上

  • 強度を問わず、身体活動を毎日40分程度

(5)適正体重を維持する

太りすぎ、痩せすぎに注意
BMI値の目安
男性はBMI値21から27、女性はBMI値21から25の範囲になるように体重を管理するのがよいでしょう。
BMI値=(体重キログラム)÷(身長メートル)÷(身長メートル)
注記:BMI(Body Mass Index):肥満度を表す指標です。

(6)「感染」もがんの主要な原因です

表1のようなウイルス・細菌感染と、がんの発生との関連があるとされています。

表1 ウイルスや細菌の感染が原因となるがんの種類
ウイルス・細菌がんの種類
B型・C型肝炎ウイルス肝細胞がん
ヘリコバクター・ピロリ菌胃がん
ヒトパピローマウイルス(HPV)子宮頸がん
ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)成人T細胞白血病リンパ腫