カワセミ通信106(2015年10月)

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更新日:2015年10月11日

  • カワセミ通信106

残暑らしい残暑も無く、季節は一気に秋になりました。先月号で「残暑はまだこれから、体調管理を」と書きましたが、大はずれになってしまいました。
早朝のランニングのついでに、近所のヒガンバナの開花の様子を観察して回りました。まず、開花は例年より早いようです。9月の第1週には開花して、彼岸の頃には盛りを過ぎていました。今は、花茎が倒れたあとに葉が出てきています。これから、来年の4月ごろまでは、周りの草が枯れた後、日光を独り占めして球根を肥育し、9月の開花に備えます。
キンモクセイも9月の中旬から、それとわかる甘い香りを周りに届けていましたが、9月中に花が終わり、これも例年より開花が早い気がします。畑の境や生け垣の茶の木に白い花が咲き始めました。
さて、先月号では、介護ロボットの最先端の話を書きましたが、今月は「介護予防月間」です。町田市は、介護の状態になるのを防ぐ、介護予防にも重点的に施策を展開しています。先月末のオープニングイベントでは、認知症予防の講演会や市内で活躍している高齢者のグループの発表などがありました。介護予防や認知症の予防には何らかの活動に打ち込むことや新しいことにチャレンジすることが効果的といわれています。
今月は、市内12か所の高齢者支援センターを中心に、介護予防に役立つ数々のイベントがあります。ぜひ参加をしてみてはいかがでしょうか。
また、予防とともに課題として介護の問題があります。介護が必要な状態、要介護の場合は、やはり誰がどこでケアを担うかが大きな問題になります。介護の問題は、在宅での介護が中心になるといっても、施設介護のニーズが減っているわけでもありません。また、認知症の場合は、家族の介護が難しいケースもあります。
町田市は、介護保険事業第4期(2009~2011年度)から、5期、6期と、特養など高齢者施設の整備に力を入れてきました。都と協調して補助制度を創設し、運営法人を全国から公募し、町田市内での、住み慣れた地域での施設整備を促進してきました。6か年で、9施設773床が整備され、2009年度には、入所申し込みから半年以内に入れる高齢者の率は、23.7%だったのが、現在、2014年では55.7%までに入所率が増加し、1年以内に入所できた方の比率は76.1%までになり、入所待ちの期間は大幅に短縮されました。
介護予防月間です。高齢者が住み慣れた地域でイキイキと暮らすことについてもう一度考えてみる機会でもあります。

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