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町田市都市づくりのマスタープラン (2022年3月)
町田市都市づくりのマスタープランは、これまでの「都市計画マスタープラン(都市計画法第18条の2)」「交通マスタープラン」「緑の基本計画(都市緑地法第4条)」「住宅マスタープラン」を統合した、2040年までの都市づくりの基本方針を示す計画です。
町田市を取り巻く状況は、少子高齢化の進行や人口減少社会の到来、感染症を含めた災害リスクの増大、或いはウィズコロナ・アフターコロナ時代の価値観の多様化など、変化を続けています。都市環境においても、多摩都市モノレール町田方面延伸をはじめ、小田急多摩線延伸などの大規模交通を町田市に迎えることにより大きく変化していきます。そのため今後20年を見据えた新たな都市の将来像や設計図を描き、分野の垣根を越えて施策を展開していくためのまちづくりの基本書となることを目指して「町田市都市づくりのマスタープラン」を策定しました。
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「町田市都市づくりのマスタープラン」(2022年3月)概要版(PDF・20,029KB)
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「町田市都市づくりのマスタープラン」(2022年3月)(PDF・27,611KB)
上記の電子版のほか、本マスタープランは市庁舎8階都市づくり部や各市立図書館で閲覧することができます。また、市庁舎1階115番窓口総務部法務課(市政情報コーナー)で販売を行っています。
第1章 ビジョン編 <2022年度から2039年度>
- 暮らしとまちのビジョン
2040年に向けて目指す将来の町田市の姿を「暮らしとまちのビジョン」として示します。 - 都市づくりのポリシー
「暮らしとまちのビジョン」を実現するために、都市づくりに関わるみんながどのように考えて取り組んでいけば良いか、基本的な考え方を「都市づくりのポリシー」として示します。 - 将来のまちの”もよう”と”つくり”
「暮らしとまちのビジョン」を実現し、2040年の町田がみんなにとって暮らしたいと思える魅力的なまちになるために、地域の特徴を踏まえた2層の設計図を示します。 - 「暮らしとまちのビジョン」の前提
「暮らしとまちのビジョン」を描く前提として、町田市の現在の魅力と特徴及び2040年を見据えた社会状況の変化を踏まえた可能性を、データ等から考察し、これからの都市づくりの方向性を捉えます。
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第2章 方針編 <2022年度から2031年度>
「暮らしとまちのビジョン」で描いた将来像の実現に向けて、「都市づくりのポリシー」や「将来のまちの”もよう”と”つくり”」に基づいて推進する、都市計画・交通・住まい・みどりの4分野の施策を体系的に示します。
また、多摩都市モノレール沿線の3つのエリアで展開し、町田市全体の都市づくりをけん引する分野横断的なリーディングプロジェクトを示します。
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みどりの施策効果のモニタリング<随時更新>
それぞれの施策の効果について、把握可能なものをモニタリング指標として定め、年1回公表しています。
みどりの施策効果のモニタリング(町田市都市づくりのマスタープラン)
第3章 コンテンツ編 <随時更新>
「暮らしとまちのビジョン」で描いたまち全体の将来像を、より小さな地区の単位で詳細化して位置づけます。地区に関わるみんなで描く「まちビジョン等」や、拠点の整備の方向性等を描く「まちづくり構想等」を、「まちづくりのコンテンツ」として随時位置づけていきます。
まちづくりのコンテンツ <随時更新>
現在位置づけているコンテンツは以下のとおりです。
まちビジョン等
「町田市住みよい街づくり条例(2022年改正)」に基づき策定された「まちビジョン」や「地区街づくりプラン」のうち、街づくりの名称、区域、目標及び方針の部分を「まちビジョン等」としてコンテンツ編に位置づけます。
「地区街づくりプラン」および「まちビジョン」の一覧(担当課 地区街づくり課)
まちづくり構想等
方針編(都市計画、交通、住まい、みどり、分野横断的なリーディングプロジェクト)の施策を具体化した拠点や地区の整備等に関する方針を、「まちづくり構想等」としてコンテンツ編に位置づけます。
No | 名称 | 策定/改定 | 担当課 | |
---|---|---|---|---|
1 | 道路資産管理計画 | 2007年3月 | 道路政策課 | |
2 | 市内全域の移動等円滑化の全体方針 | 2011年11月 | 交通事業推進課 | |
3 | 町田駅周辺地区バリアフリー基本構想 | 2011年11月 | 交通事業推進課 | |
4 | 鶴川駅周辺地区バリアフリー基本構想【改定版】 | 2020年3月 | 交通事業推進課 | |
5 | 玉川学園前駅周辺地区バリアフリー基本構想【改定版】 | 2019年3月 | 交通事業推進課 | |
6 | 成瀬駅周辺地区バリアフリー基本構想 | 2013年3月 | 交通事業推進課 | |
7 | 南町田駅周辺地区バリアフリー基本構想【改定版】 | 2018年3月 | 交通事業推進課 | |
8 | つくし野駅周辺地区バリアフリー基本構想【改定版】 | 2019年3月 | 交通事業推進課 | |
9 | すずかけ台駅周辺地区バリアフリー基本構想 | 2013年3月 | 交通事業推進課 | |
10 | 公園施設長寿命化計画 | 2013年3月 | 公園緑地課 | |
11 | 2013年7月 | 企画政策課 | ||
12 | 鶴川駅南側街づくりビジョン | 2013年9月 | 地区街づくり課 | |
13 | 多摩境駅周辺地区バリアフリー基本構想 | 2013年12月 | 交通事業推進課 | |
14 | 相原駅周辺地区バリアフリー基本構想【改定版】 | 2024年3月 | 交通事業推進課 | |
15 | 山崎団地周辺地区バリアフリー基本構想 | 2013年12月 | 交通事業推進課 | |
16 | 町田市第二次野津田公園整備基本計画 | 2014年5月 | 公園緑地課 | |
17 | 2023年9月 | 観光街づくり課 | ||
18 | 町田市相原駅西口地区まちづくり構想 | 2014年12月 | 地区街づくり課 | |
19 | 忠生地域バリューアッププラン | 2015年3月 | 環境政策課 | |
20 | 南町田駅周辺地区拠点整備基本方針 | 2015年6月 | 都市政策課 | |
21 | 2016年3月 | 都市政策課 | ||
22 | 町田市鶴川団地と周辺地区再生方針 | 2016年3月 | 住宅課 | |
23 | 町田市中心市街地まちづくり計画 | 2016年7月 | 産業政策課 | |
24 | 鶴川駅周辺再整備基本方針 | 2016年10月 | 地区街づくり課 | |
25 | 町田市営住宅等長寿命化計画 | 2017年3月 | 住宅課 | |
26 | 2017年4月 | 地区街づくり課 | ||
27 | 町田市駐車場整備計画 | 2018年1月 | 交通事業推進課 | |
28 | 熱回収施設等の周辺施設整備基本構想 | 2018年3月 | 環境政策課 | |
29 | JR町田駅南地区まちづくり整備方針 | 2018年3月 | 地区街づくり課 | |
30 | 香山緑地基本構想 | 2018年3月 | 公園緑地課 | |
31 | 小山田桜台団地まちづくり構想 | 2019年8月 | 住宅課 | |
32 | 蓮田緑地基本計画 | 2020年1月 | 環境政策課 | |
33 | 忠生地域まちづくりグランドデザイン | 2020年1月 | 環境政策課 | |
34 | 町田市無電柱化推進計画 | 2020年3月 | 道路政策課 | |
35 | 町田市相原駅東口地区まちづくり構想 | 2020年3月 | 地区街づくり課 | |
36 | 2020年3月 | 文化振興課 | ||
37 | 町田市下水道総合地震対策計画第3期(20-24) | 2020年3月 | 下水道整備課 水再生センター | |
38 | 2020年12月 | 文化振興課 国際版画美術館 公園緑地課 | ||
39 | 鶴川駅周辺デザインノート | 2021年3月 | 地区街づくり課 | |
40 | 大戸広場基本計画 | 2021年3月 | 循環型施設整備課 | |
41 | 町田市町田駅周辺公共施設再編構想 | 2022年3月 | 企画政策課 | |
42 | 町田市境川団地地区まちづくり構想 | 2022年3月 | 企画政策課 | |
43 | 町田市里山環境活用保全計画 | 2022年3月 | 農業振興課 | |
44 | 町田市自転車活用推進計画 | 2022年3月 | 交通事業推進課 | |
45 | 町田市ストックマネジメント計画第2期(22-26) | 2022年3月 | 下水道整備課 水再生センター | |
46 | 2022年8月 | 地区街づくり課 | ||
47 | 森野住宅周辺地区まちづくり構想 | 2022年12月 | 都市政策課 | |
48 | 原町田大通りの整備・リニューアルに向けて Concept Book | 2023年3月 | 道路整備課 | |
49 | 町田市における事前都市復興の考え方~事前都市復興基本方針 | 2024年3月 | 都市政策課 | |
50 | 町田駅周辺開発推進計画 | 2024年6月 | 都市政策課 | |
51 | モノレール沿線まちづくり構想 | 2024年3月 | 都市政策課 モノレールまちづくり推進室 | |
52 | 忠生スポーツ公園第二次整備基本計画(峠谷地区・旧埋立地地区) | 2024年3月 | 環境政策課 | |
53 | 境川木曽東調節池上部広場整備基本構想 | 2024年3月 | 環境政策課 | |
54 | 町田市自転車ネットワーク計画 | 2024年3月 | 道路政策課 |
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策定に関わる審議会・委員会
町田市都市計画審議会
「町田市都市計画マスタープラン及び町田市住みよい街づくり条例あり方検討委員会」の検討を受けて、市は2020年2月に町田市都市計画審議会へ「(仮称)町田市都市づくりのマスタープラン」の策定について諮問しました。検討は「(仮称)町田市都市づくりのマスタープラン」策定に関する特別委員会において進められ、2021年8月に答申をいただきました。
町田市都市計画審議会の吉川会長、及び「(仮称)町田市都市づくりのマスタープラン」策定に関する特別委員会の野澤委員長から町田市長への答申式では、共通のビジョンのもと4分野の計画を一元化し、分野横断的な施策体系としている点について高い評価をいただきました。
「(仮称)町田市都市づくりのマスタープラン」 答申(PDF・31,764KB)
「(仮称)町田市都市づくりのマスタープラン」策定に関する特別委員会(2020年3月から2021年7月)
町田市の将来を見据えた都市づくりのあり方を検討するため、町田市都市計画審議会に「(仮称)町田市都市づくりのマスタープラン」策定に関する特別委員会を設置し、市民の代表や学識の先生方、まちづくりに関わる事業者の方々にご参加いただき、それぞれの立場から活発な議論が行われました。
前半は2040年の町田市の「暮らしのイメージ」と「まちの使い方」に関する議論をし、「暮らしとまちのビジョン」としてまとめました。都市市計画審議会への中間報告を行った後、後半は「暮らしとまちのビジョン」を具体的な空間に落とし込み、実現方策を議論しました。
会議資料・議事録
「(仮称)町田市都市づくりのマスタープラン」策定に関する特別委員会
町田市都市計画マスタープラン及び町田市住みよい街づくり条例あり方検討委員会(2019年8月から10月)
町田市都市計画マスタープランの改定及び、町田市住みよい街づくり条例に基づく「地区街づくりプラン」制度の今後の見直しの方向性について検討するため、町田市都市計画審議会及び町田市街づくり審査会が合同で設置した調査検討委員会です。学識経験者3名で構成され、市民主体のまちづくり制度のあり方について議論されました。
市民の皆さんとの関わり
地区別懇談会
市内10地区で、市内町内会・自治会や地区協議会などで活動されている市民の皆さんと一緒に「住みたい・なりたいまちの姿」を考えました。
地区 | 日程 | 会場 | 参加者数 |
---|---|---|---|
町田第一 | 2019年7月24日 | 市民文学館 | 14名 |
鶴川 | 2019年8月22日 | 鶴川市民センター | 17名 |
相原 | 2019年8月27日 | 堺市民センター | 18名 |
小山 | 2019年8月31日 | 小山市民センター | 41名 |
高ヶ坂・成瀬 | 2019年9月7日 | 成瀬コミュニティセンター | 16名 |
木曽 | 2019年9月21日 | 教育センター | 11名 |
忠生 | 2019年9月23日 | 忠生市民センター | 33名 |
玉川学園・南大谷 | 2019年9月29日 | 玉川学園さくらんぼホール | 13名 |
南 | 2019年10月13日 | 南市民センター | 17名 |
町田第二 | 2019年10月26日 | 市庁舎 | 5名 |
オンラインタウンミーティング
無作為抽出の市民3000名にアンケート協力のほか、オンラインによるタウンミーティングへの参加を呼びかけました。各回で、市が抱える課題の共有や、交通やみどり、空間活用といったテーマに沿って意見交換を行いました。
回数 | 日程 | 参加者数 |
---|---|---|
第1回 | 2020年8月7日 | 21名 |
第2回 | 2020年8月9日 | 22名 |
第3回 | 2020年8月9日 | 15名 |
第4回 | 2020年8月21日 | 14名 |
市民アイデア募集
広報まちだ2021年2月1日号特集にて、「2040年のまちだでしていたいこと」のアイデアをイラストで募集しました。市内の小中学生を中心に1か月間で800件を超えるたくさんのアイデアが集まりました。いただいたアイデアは下記添付ファイルでご覧いただけます。
800を超えるアイデア!みんなで描いたまちだの未来を紹介します!(前半)(PDF・11,064KB)
800を超えるアイデア!みんなで描いたまちだの未来を紹介します!(後半)(PDF・12,760KB)
パブリックコメント
2021年9月15日から2021年10月14日までの期間で計画案に対するパブリックコメントを実施しました。期間中に55名の方から134件のご意見をいただきました。