「町田市立地適正化計画」の策定に向けて検討しています

町田市では、持続可能な都市構造への再構築を進めるため、居住機能や都市機能の適正な配置及び誘導策を示す「町田市立地適正化計画」を2026年3月に策定します。
本計画に基づく誘導策の1つとして、2026年3月30日から、住宅開発の動きや誘導施設等の整備・休廃止の動きを把握するための届出制度の運用を開始します。本計画で定めた「居住誘導区域」の外や「都市機能誘導区域」の内外において、特定の行為を行おうとする場合は、届出が必要となります。

＊誘導施設とは：地域の特性に応じ、立地を誘導する都市機能増進施設です。町田市立地適正化計画では、以下の種類を定めます。
・大規模商業施設（1万平方メートル超）
・映画館
・音楽・演劇ホール

パブリックコメントにていただいたご意見を踏まえ、町田市立地適正化計画（案）を作成いたしました。

2025年7月15日から2025年8月15日までの期間で計画素案に対するパブリックコメントを実施しました。期間中に20名の方から69件のご意見をいただきました。
貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。
いただいたご意見の概要及び市の考え方につきましては、以下の町田市ホームページのリンクや各市民センター等にて公表しております。

町田市立地適正化計画（素案）に対するパブリックコメントの実施結果（リンクはこちら）

町田市では、2022年3月に策定した「町田市都市づくりのマスタープラン」に基づき、都市の持続的な発展や効率的な都市経営の観点から集約型の都市構造への再編を見据えた取組として「拠点」や「都市骨格軸」への機能誘導を進めています。今後、まちづくりの実現に向けてより具体的な誘導方針と効果的な誘導策を示すため、「町田市立地適正化計画」を策定します。
立地適正化計画は、都市再生特別措置法第81条の規定に基づき市町村が作成する計画で、都市計画法に基づく市町村マスタープランの一部とみなすとされています。

「立地適正化計画」の策定に向けたあり方検討委員会の検討を受けて、市は2024年4月に町田市都市都市計画審議会へ、都市再生特別措置法に基づく「立地適正化計画」の策定について諮問しました。検討は「町田市立地適正化計画」策定に関する特別委員会において進められ、2025年4月に答申をいただきました。

町田市が持続可能な都市として発展していく方策を検討するため、町田市都市計画審議会に「町田市立地適正化計画」策定に関する特別委員会が設置されました。
異なる分野における専門的な知識を有する学識の方々が参加され、それぞれの立場から活発な議論が行われました。
前半は「都市機能誘導区域・誘導施設」「居住誘導区域」「誘導施策」に関する議論をし、後半は「防災指針」を議論し、答申案全体についてまとめを行われました。また、2024年11月に開催された町田市都市計画審議会において、「町田市立地適正化計画」策定について中間報告されました。

2023年8月から2024年2月にかけて、適切な居住機能や都市機能の誘導により、「町田市都市づくりのマスタープラン」で目指すまちの将来像の実現について検討するため、町田市都市計画審議会が設置した特別委員会です。学識経験者3名で構成され、町田市における立地適正化計画のあり方について議論されました。

「町田市立地適正化計画」の中間とりまとめを行い、市民の皆さんからのご意見・質問をうかがう地域説明会を開催いたしました。
当日の説明資料、並びに配布資料につきましては、下部に掲載しておりますので、そちらをご覧ください。

「町田駅周辺開発推進計画」及び「モノレール沿線まちづくり構想」については、別ページで詳細をお伝えしております。詳しくは、リンク先のページをご参照ください。