カワセミ通信114(2016年6月)

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更新日:2016年6月11日

  • カワセミ通信114

今年は平年より早く梅雨に入りました。この時季の野鳥は、子育ての最中で、スズメやシジュウカラなど幼鳥を連れた群れが目立ちます。
過日、小野路地区の里山に遊び、夏鳥を探しました。キビタキの囀(さえず)りが聞こえ、オオヨシキリも田んぼの小さなヨシ原で盛んに囀っていました。谷戸の田んぼではキジのオスやカルガモの親子にも出会いました。あちこちの谷戸田も田植えが終わり、蛙(かえる)の合唱が聞こえてきます。その上空を、ホトトギスが「特許許可局」と囀りながら横切っていきます。
さて、先月末に、小野路の「小野路宿里山交流館」は10万人目のお客様を迎えました。ビジターセンターとしてオープンして2年8か月、予想より早く来訪者10万人を達成しました。
江戸期にあった6軒の旅籠のうちの一軒、旧角屋を改修復元した建物は、楓(かえで)の木を中心とした庭の風情ともども、往時の面影を残しています。それが、この辺りの里山を散策に訪れる人々に、好感を持って受け入れられているようです。
加えて、地元の人々が構成員となっているNPOが運営を担っていて、訪れる人に笑顔とおいしい食事(小野路うどんは、とてもおいしいだしが効いています)と新鮮な地元の野菜を提供しています。リピーターが多いのもここの特徴です。
里山を大切にしよう、とはよく言われますが、町田市の内外から訪れていただける理由は、ここが、里山の良さを具体的に実感させてくれる貴重な施設であり、おもてなしを心がけている運営にあると思います。

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