カワセミ通信93(2014年9月)

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更新日:2014年9月11日

  • カワセミ通信93

処暑を過ぎて、少ししのぎやすくなった暑さも、また、戻ってきそうです。今年の夏は国内各地で集中豪雨に見舞われ、長野や広島などで土砂災害により尊い命が失われています。先月末に町田市総合防災訓練を実施しましたが、市民の皆さんには引き続き災害への備えに万全を期していただきたいと思います。
先月、27日に早稲田大学で「公会計改革推進シンポジウム2014」が開催され、その折に、同大学パブリックサービス研究所から、町田市の事業別財務諸表の公表が「パブリックディスクロージャー表彰(グッド・プラクティス賞)」を受賞しました。
既にご存じの方も多いと思いますが、町田市では、2012年度から、複式簿記を導入しました。市全体の企業会計方式による決算を示すだけでなく、人件費や建物・工作物の減価償却費などを含めた事業費のフルコストを把握して、それぞれの事業ごと、課ごとの財務状況を行政コスト計算書や貸借対照表を中心に作成・公表し、市のホームページでも見ることができます。
複式簿記による「新公会計制度」は、市町村では町田市だけが導入していましたが、今年度から大阪府吹田市が始めています。来年度は江戸川区と大阪市も導入します。さらに、今年4月には、総務省の研究会報告書が公表され、今後3~5年以内には、全国の自治体すべてに導入する予定が示されました。
シンポジウムの当日は、私も、町田市の取り組み内容や、市民に理解できる会計制度としての複式簿記導入の必要性などについて、基調講演としてお話しすることができました。事業別財務諸表は、今、開かれている9月議会にも、決算審査参考資料として情報提供しています。これからも、より開かれた市政のための情報提供に努めていきます。

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