カワセミ通信48(2010年11月)

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更新日:2010年11月11日

カワセミ通信48
 毎朝の犬の散歩コースに、この度、ほぼ2年ぶりに再建となった能ヶ谷神社があります。冬型の気圧配置の晴天の朝、この秋初めて、雪の南アルプスを遠望することができました。すでに雪をかぶった間ノ岳、農鳥岳が大菩薩嶺の左奥に見え、丹沢の山の向こうには、七、八合目まで冠雪した富士山が白く輝いていました。
 例年より10日ほど遅れて、冬鳥のジョウビタキが里に下りてきました。早速、モズと同じように、冬縄張り確保のための鳴き合いが始まりました。
 10月下旬に、日本フットパス協会の第3回総会が、北海道黒松内町で開かれ、会長として出席してきました。日本フットパス協会には、東日本を中心に5自治体と12団体の計17団体が会員となっています。この協会は、フットパス(里山や町並みを歴史、風物、動植物などを訪ねて歩く小道)を普及し、また、その「歩き方」の案内をしています。もともとイギリスが発祥の活動ですが、観光施策やエコ・ツーリズムに近い活動です。
 総会の翌日は、黒松内町にあるフットパスを歩きました。この道は、日本のブナ林の北限のあたるブナの巨木が続くルートで、日本最大のキツツキ、クマゲラの巣穴があちこちで見られました。途中の休憩所では地元産のワインやお菓子などが用意されていました。
 黒松内町は、人口3200人の小さな町ですが、酪農製品加工場兼レストラン(トワ・ヴェール)を経営するなど独自の取り組みを進めています。
 “フットパス”の活動は今後さらに広がってゆくと期待されています。エコ・ツーリズムという点でも、地産地消を進めている点でも、町田市にとっても意義のある活動だと感じました。

関連情報

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