カワセミ通信43（2010年6月）

エゴノキ、ガマズミ、ウグイスカグラ

カワセミ通信43
　すっかり夏になりました。ホトトギスが鳴き渡り、卯の花が真っ白い花を咲かせています。珍しく「ツミ」を上空に見かけました。オオタカなどと同じワシタカ科ハイタカ属に属していますが、キジバトより小さい、最も小型の猛禽類です。
　ツミは、手元の図鑑では、一年中いる「留鳥」とされていますが、能ケ谷、広袴のあたりでは、何度か、繁殖期に見る程度で、夏鳥ではないかと思われます。繁殖は低い山や住宅街でも記録されています。　
　この季節、野鳥たちは子育ての真っ盛りで、隣家ではツバメがせっせと餌を運んでいますし、あちこちで、スズメ、シジュウカラ、エナガ、ハクセキレイなどの巣立ち雛が、親鳥のあとを追いかけて飛び回っています。
　咲き競うように樹木の花もたくさん見られます。卯の花（ウツギ）、エゴの木、ガマズミ、スイカズラ、栗など、白い花をつけるものが多いようです。柿やザクロもたくさんの花をつけています。
　さて、今年も、市長、副市長と各部の部長との「部長の仕事目標」の目標設定面談が終わりました。この「部長の仕事目標」を始めたのは、私が市長になった年で、今年は5回目になります。部長の個人名が書かれ、その年度の「達成すべき目標」が具体的に表現されているので、市民の皆さんからは、「市役所の仕事の方向が判りやすい」、「部長のマニフェストのようで良い」など、概ね好意的な評価をいただいています。
　今年度も、7月の広報まちだやホームページで内容を記載します。「部長の仕事目標」は年度末の「達成度評価」も広報しています。また、期末手当にもその評価を反映させています。今年度は、顧客（市民等）からの評価を意識しているか、とか、同業他社（他都市、民間企業等）との比較ではどうかなどの視点も取り入れています。どうぞ、時間のあるときにはお目通しをいただければと思います。