カワセミ通信51（2011年2月）

施設内に設置されるホールのイメージ

カワセミ通信51

　立春が過ぎ、厳しかったこの冬の寒さも少しだけ緩んできたようです。
　真光寺川上流の広袴調整池の真ん中には大きな柳があります。この柳の木にねぐらを取っているコサギの群れ十数羽が、朝7時前に真光寺川に沿って鶴見川本川に餌取りに出かけていきます。夜明けを待って出るせいか、夏よりは1時間ほど遅い時刻にカギ状に編隊を組んで飛んでいきます。
　池の近くの町内会館に植えられた蝋梅（ろうばい）は満開ですが、春を告げる沈丁花（じんちょうげ）のつぼみはまだ小さく、もう少しこの寒さと付き合っていかなけれならないようです。
　さて、その真光寺川下流近く、鶴川駅前西側に新しく図書館やホールを備えた公共施設ができることになりました。（仮称）鶴川駅前公共施設と呼んでいますが、その建築工事の着工式を先日行いました。詳しくは広報まちだ2月1日号でお知らせしていますが、特に、音楽を中心にした本格的なホールを備えています。私も、1年半後の開館を今から楽しみにしています。
　また、図書館についても、この地域の現在の図書館は規模が小さく蔵書数も限られていますが、この駅前のビルの2階に整備されるものは規模も大きく、駅前という立地も良いところですから、多くの市民の皆さんに利用していただけるものと思います。
　この駅前の施設は町田の文化・芸術の発展、そして地域のコミュニティの活性化に大きく寄与できるものと期待しています。これまでの関係者の皆さんのご支援に感謝するとともに、予定施設周辺の皆さんの引き続きのご協力をお願いいたします。