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街路樹発生材の利活用への取り組み
町田市では、道路の維持管理作業に伴い、街路樹の伐採を行った際に出る木材(発生材)について、枝葉は町田市剪定枝資源化センターなどへ持ち込みを行い、幹は利活用のためにストックしています。
その後、ストックした幹については、木質バイオマス施設の燃料や家具・雑貨などに加工され、各施設で活用されています。
このように「廃棄」するのではなく「利用」していくことで、環境負荷や廃棄コストの低減などに努めるとともに、街路樹を利用した木育にも取り組んでいます。
発生材の利活用
ケヤキ材の積み木
街路樹(ケヤキ)を使用して積み木1000ピースを製作し、2023年度に下記施設へ配布しました。
- 保育園(こうさぎ、金森、山崎、大蔵、町田の5施設)
- 子どもセンター(ぱお分館を除く5施設)
- 子どもクラブ(7施設)
トナカイ
ドミノ
ダイニングセット
街路樹(ケヤキ、トチノキ、タイワンフウ)を使用してダイニングセットを製作し、2022年度に市庁舎9階の打合せスペースに設置しました。
その他活用事例
犬のオブジェ
市庁舎1階のロビーに設置されているベンチ
高ヶ坂石器時代遺跡に設置されているベンチ
子どもセンターまあちに設置されているベンチ
都内初の民間事業者との新たな取り組み
2024年3月に、飛騨産業株式会社と街路樹更新計画に基づく事業連携協定を締結しました。
街路樹の更新について
町田市では、植栽から50年近く経過しているものも多く、老木化や大径木化に伴い、信号機や街路灯への影響、枝の越境や建築限界への侵入、根上がりによる歩道通行者への支障など、様々な課題があります。
それに伴いまして、道路部では2023年3月に「町田市街路樹更新計画」を策定し、日々の維持管理作業と並行して、街路樹の更新を行っています。
また、街路樹発生材の利活用についても上記計画を基に行っています。