「町田市街路樹更新計画」を策定しました

町田市では、高度経済成長期の道路整備において多くの街路樹が植栽されるようになりました。その後もみどり豊かな都市を目指し、積極的な街路樹の植栽・管理を行ってきました。
その結果、現在の街路樹は、高木が約1万5600本、植樹桝面積が約8万3000平方メートルと、高木については東京都内の市区町村道の中でも上位となる本数を有しています。
街路樹は、道路付属物として交通安全機能のほか、環境保全、景観向上、防災等の機能を果たすと同時に市民や通行人に対して「親しみ」、「潤い」、「やすらぎ」を与え、良好な沿道環境の形成に寄与してきました。
一方で、植栽から50年近く経過しているものも多く、老木化・大径木化に伴い、街路樹本来の機能を損なう等、現在のストックを管理するには様々な課題が生じています。
そこで、「みどりの保全」、「安全性の確保」を前提としつつ、「良好な環境と景観の形成」に寄与する街路樹のあり方やメリハリをつけた効率的な管理の再検討を行い、これまでの「量の拡大」から「質の向上」へ転換を図っていきます。
街路樹の特性・樹形や周辺環境との調和等、これまでの十分に対応できなかった点も配慮しながら質の高いみどりとして充実させるため、路線ごとに適切な更新計画を策定するものです。

「町田市街路樹更新計画（素案）」について、皆様からいただいたご意見等の概要と、それらに対する市の考え方は以下のとおりです。ご意見・ご提案をいただき、ありがとうございました。