特殊詐欺(オレオレ詐欺等)の手口と対策

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更新日:2023年6月5日

特殊詐欺とは、電話やメールなどにより、顔を合わせることなく被害者を信頼させ、現金やキャッシュカード等をだまし取る犯罪のことです。
町田市内では特殊詐欺被害が多く発生しています。
このページでは、市内で実際に発生している特殊詐欺の手口・対策方法を紹介します。
特殊詐欺と思われる電話やメールなどがきたら、迷わず110番通報してください!

最近の特殊詐欺(オレオレ詐欺等)の傾向

こんな電話・メールには注意しましょう!

  • 息子を名乗る者から電話で、「会社の書類をなくした」「すぐにお金が必要」と言われる。
  • 市役所職員を名乗る者から電話で、「医療費の返還があるので手続きが必要です」と言われる。
  • 警察官や銀行関係者を名乗る者からの電話で、「あなたのカードが犯罪に利用されています」と言われる。
  • 携帯電話に、「利用料金の確認が取れていないので○○まで連絡してください」という内容のメールが届く。
  • パソコンの画面に、「あなたのパソコンはウイルスに感染しています。至急、下記サポート窓口まで連絡してください」という内容が表示される。

具体例

オレオレ詐欺

医師を名乗る者から「あなたの息子さんが喉の治療のため病院に来ています」などと電話があった。その後、息子を名乗る者から「喉の調子がおかしく声が変わった。お金が必要になった。友人が取りに行く」などと電話があり、自宅を訪れた息子の友人と名乗る者に現金をだまし取られた。

キャッシュカード詐欺盗

百貨店店員を名乗る者から「あなたのカードを不正に使った人物を警察が捕まえました」などと電話があった。その後、警察官を名乗る者から「あなたのカードが犯罪に使われています」「カードの確認が必要です」などと電話があり、自宅に来た警察官を名乗る者に「封印するのに印鑑が必要です」と言われ、目を離した隙にカードが入っている封筒をすり替えられ、だまし取られた。

還付金詐欺

市役所職員を名乗る者から「医療費返還の書類を送ったが届いていますか」「今日までなら手続きができます」「手続きのための番号を再発行するためにATMへ行ってください」などと電話があり、ATMに誘導され、指示に従いATMを操作することで口座預金をだまし取られた。

架空料金請求詐欺

携帯電話に、「利用料金の確認が取れていないので○○まで連絡してください」「連絡がない場合、法的手続きに移行します」などのメールが届いた。メールに書かれた連絡先に電話したところ、コンビニで電子マネーを購入するよう要求され、だましとられた。

サポート詐欺

ホームページを閲覧中、「あなたのパソコンはウイルスに感染しています。至急サポートセンターまで連絡してください。電話番号は○○○です。」という内容の画面が表示された。表示された連絡先に電話すると、有償サポート契約が必要と言われ、契約料を請求され、だましとられた。

被害にあわないための対策

  • 自宅の電話は、在宅中でも留守番電話に設定し、知らない電話には出ないようにしてください。
  • 詐欺犯人は、親族や市役所、警察、銀行等を装います。相手から言われた電話番号ではなく、元から知っている電話番号や公表されている電話番号に連絡し、確認するようにしましょう。
  • 迷惑防止機能付き電話機は特殊詐欺被害防止に有効です。この電話機には、通話内容を録音する、迷惑電話を警告したり自動的にブロックする、警告メッセージが流れる等の機能が付いています。全国防犯協会連合会ホームページで全国防犯協会連合会が推奨する優良防犯電話を紹介していますので、購入の際に参考にしてください。
  • 電話などで、預貯金額や家族構成など、個人情報は話さないようにしてください。
  • キャッシュカードやカードを取りに伺うと言われたら、すぐに110番通報してください。
  • 家族内で事前に合言葉を決めておき、電話の時など確認をしてください。
  • メールやパソコンの画面上に表示されたアドレスへのアクセスや電話番号への連絡はしないでください。

特殊詐欺の手口一覧

特殊詐欺は以下の10類型に分類されます。

オレオレ詐欺

親族(息子・孫・娘婿等)を名乗り「すぐに現金が必要である」などと電話をかけ、職場同僚や友人を名乗る者が現金を受け取りに来たり、振り込ませるなどの方法によりだまし取る詐欺のことです。

預貯金詐欺

警察官や銀行協会職員を名乗り「あなたの口座が不正に利用されている。キャッシュカード(クレジットカード)の交換が必要である」と電話をかけ、キャッシュカード(クレジットカード)をだまし取る詐欺のことです。

架空料金請求詐欺

郵便やパソコンなどのメール等を利用して、「利用料金が支払われていない」などと架空の事実を口実とした料金を請求する文書などを送付し、現金や電子マネーを振り込ませるなどの方法によりだまし取る詐欺のことです。

サポート詐欺

架空料金請求詐欺の一つに「サポート詐欺」があります。手口は以下のとおりです。

サポート詐欺の手口

パソコンの画面に、「あなたのパソコンはウイルスに感染しています。至急サポートセンターまで連絡してください。電話番号は○○○です」という内容が表示された。表示された連絡先に電話すると、ウイルス対策のための有償サポート契約が必要と言われ、クレジットカードや電子マネーでの振り込みを請求され、だましとられた。

還付金詐欺

市役所やその他公共機関の職員を名乗って電話をかけ、税金や医療費等の返還手続きなどと偽り、言葉巧みにATM機に誘い出して操作させ、被害者の口座から、犯人の口座へお金を振り込ませてだまし取る詐欺のことです。

関連リンク

融資保証金詐欺

実際には融資をしないにもかかわらず、融資を申し込んできた者に対し、保証金等として金銭などをだまし取る詐欺のことです。

金融商品詐欺

架空または価値の乏しい未公開株や社債等の有価証券、外国通貨などに関する嘘の情報を提供し、購入すれば儲かると信じさせ、その購入代金として金銭などをだまし取る詐欺のことです。

ギャンブル詐欺

雑誌やインターネットの広告などで、ギャンブル必勝法や宝くじの当選番号を教えるという内容を掲載し、これに応じて会員登録等を申し込んできた者に対して会員登録料や情報料として金銭などをだまし取る詐欺のことです。

交際あっせん詐欺

雑誌やインターネットの広告などで、女性を紹介する等という内容を掲載し、これに応じて女性の紹介等を申し込んできた者に対して会員登録料や保証金として金銭などをだまし取る詐欺のことです。

キャッシュカード詐欺盗

警察官や銀行協会、百貨店等の職員を名乗り「キャッシュカードが不正に利用されている」などと電話をかけ、キャッシュカードを準備させ、自宅などに伺い、隙を見て封筒に入れたキャッシュカードをすり替えだまし取る詐欺のことです。

その他の特殊詐欺

上記のいずれにも当てはまらない特殊詐欺のことです。

関連情報

市内の「不審者・犯罪者情報」、「防災情報」、「子育て情報」などをメール配信しています。
詳細はこちらのページをご覧ください。

特殊詐欺犯人の音声データなど、特殊詐欺について警視庁からの情報が確認できます。
防犯アプリ(DigiPolice)や防犯情報メール(メールけいしちょう)などの登録もこちらから確認できます。

悪質商法や架空請求など、消費生活に関するトラブルについて、手口などを紹介しています。

学生と連携して製作! 交通安全・防犯啓発紙「みんなで覚える! まちだ安全だより」を発行しました!(2022年10月15日更新)

町田・相模原地域の学生が地域の活性化等の活動を企画・実施していく学生主導型体験プロジェクト「さがまち学生Club」と連携し、交通安全・防犯啓発紙「みんなで覚える!まちだ安全だより」を発行しました。
2022年10月15日の新聞折込を皮切りに、市内の各施設やイベント等で配布します。
この啓発紙は、交通安全や特殊詐欺に関する情報とその対策方法について、高齢者世代に向けたメッセージ形式で伝える啓発紙となっています。
孫世代に当たる学生の視点から、交通安全・防犯の大切さを高齢者世代にどのように訴求するか考えてもらい、学生のアイディアやデザインを大切にしながら製作しました。
啓発紙をご覧いただき、交通ルールや特殊詐欺対策について知識を深めてみませんか。

「みんなで覚える!まちだ安全だより」PDF版ダウンロード

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関連リンク

「さがまち学生Club」についての詳細はこちらをご覧ください。

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