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【テーマ型民間提案制度】まちだの里山(市有山林)の活用
テーマについて
募集事業の概要
里山環境の管理経費を削減しつつ、持続可能な保全につながる幅広いアイデアを募集します。
実現したい未来
多様な主体の連携・協働による里山環境の継続的な保全・活用(緑地保全、生態系保全、樹木や竹、草の利用等)を通して、まちだの里山を適正・安全に管理し、美しい景観を維持していきたいと考えています。
提案募集対象
町田市の北部丘陵(上小山田町、下小山田町、小野路町)にある農業振興課所管地のうち、NPO法人や地域の団体等による活用ができていない土地
注記:農業振興課所管地は該当エリアに点在しています。詳しくはご相談ください。事業の実施場所はご相談のうえ調整させていただく場合があります。
濃い緑色の範囲が町田市有地です。(図は2010年9月時点のものであるため、一部現状と異なる場合があります。)
毎年草刈りをしている現場です。手前の原っぱと奥の竹林が町田市有地で す
奥に見える竹林が町田市有地です
市有山林には様々な木が生えています
テーマ設定の背景・課題
町田市は、上小山田町、下小山田町、小野路町の市街化調整区域に合計約102ヘクタールの土地を所有し、まちだの里山として保全、活用しています。
このうち、おおよそ半分にあたる約57ヘクタールについては、NPO法人や地域の団体、市内農家のみなさんに活用していただいていますが、残りの約45ヘクタールについては、毎年、枯損木や竹の伐採、草刈等の費用が発生しており、伐採した樹木や竹、刈り草も費用をかけて処分しています。
伐採、草刈等の維持管理経費を削減しながら、隣接する道路や民有地の安全を確保し、美しい景観を維持をしていくことが課題です。
現在の状況
土地の状況(地目、広さ、傾斜、植生、接道など)が多種多様であるため、活用のマッチングが難しく、十分に活用できていない土地があります。
活用の例としては、協定を締結したNPO法人や地域の団体が里山環境の再生・保全活動を行っているケースや、町田市有地に隣接する農家の方々に農地バンクを通じて貸し出しているケースがあります。
伐採した樹木や竹、刈り草の活用の取り組みの例としては、伐採した竹を市民団体と協力してメンマ等に加工する取り組みがありますが、有効活用できる数量は限られています。また、伐採した木については、木材加工事業者のヒアリングを行うなど、活用方法について検討を始めた段階です。
想定する提案の例
- 新技術等を用いて草の発生を抑制する提案
- 伐採した樹木や竹、刈り草の金銭的価値を付ける提案
- 草刈や樹木剪定の管理を提案者が行う前提での土地活用に係る事業提案
- 里山環境の活用と保全を両立させ得る提案(生態系保全に反するような開発、樹木の伐採、農薬等の薬品の使用など、保全の視点のない事業は想定していません。)
関連する事業等の情報
- 町田市里山環境活用保全計画(2022年3月策定)
提案募集期間
2024年9月2日から2025年5月30日まで
予算措置の可能性
新たな予算措置を行う予定はございません。
市から提案者に提供できるメリット
- 新技術の実証実験を行うフィールドとして市有地を利用できる
- 商品開発を伴う場合、商品原材料となる材木、竹、草を無償で取得できる(商品運搬などの諸経費は事業者負担となります。)
- 市の施設での利活用とその広報活動により、企業のマーケティング、商品・サービスのブランディング及びプロモーション活動の一助となる
- 社会貢献を通じた企業価値の向上を図ることができる
その他留意事項
提案内容によっては、地域団体等と調整が必要な場合があります。
土地の貸付を行う場合、有償・無償の別は提案内容により異なります。
提案について
提案を希望される事業者様は、まずは提案書の提出前のアイデア段階から、お気軽に事前相談をお申込みください。
事前相談は、「町田市民間提案制度事前相談申込書(様式第1号)」及び「町田市民間提案制度誓約書(様式第2号)」の提出によってお申し込みいただきます。
事前相談のお申し込みは、担当課まで、電話または電子メールにてお願いいたします。
問い合わせ先
- 担当:経済観光部農業振興課(里山担当)
- 電話:042-724-2164
- 電子メール:mcity7020@city.machida.tokyo.jp