カワセミ通信190(2023年1月)

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更新日:2023年1月11日


明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかな新年を迎えられたことと存じます。
私事で恐縮ですが、今年の正月花は、啓翁桜けいおうざくらを活けました。この花は、町田市と交流都市であります山形県の川西町など置賜おきたま地方でよく栽培されていると聞きました。若松、千両とともに玄関を明るくしてもらいました。
冬鳥を探して、正月三が日は、町田薬師池公園四季彩の杜と芹ヶ谷公園を歩きました。
薬師池の水鳥は数が少なくてちょっと寂しい気がしました。いつもいるカルガモ、カイツブリに加え、オオバン、ホシハジロの姿が見え、カワセミも見られました。樹林地を歩くと、ヤマガラの、季節先取りのさえずりが聞こえ、シジュウカラやメジロが、コナラ、クヌギの高い枝を移動しています。また、今回はエナガの数がかなり多いように感じました。
芹ヶ谷公園は、犬の散歩をしている方に多く出会いました。また、寒い中、グラウンドでは子どもたちや高校生がボール蹴りに興じていました。ここの樹林地も、野鳥の中心はカラ類ですが、サザンカやツバキの蜜を求めて、メジロやヒヨドリがそこここに現れました。
ふと、上空を見上げると、20羽ほどのイカルの群れが谷の上を移動していました。次には、オオタカが、これまた上空を悠然と移動していました。オオタカは、冬場は市街地でも時々出会うことがあります。
芹ヶ谷公園はご案内のとおり、大きな谷筋の谷戸を公園にしたところですが、中心市街地のビルや住宅に囲まれた、それこそ「海に浮かぶ島」のように残された緑でもあります。鳥の目から見れば、休憩や採餌さいじに立ち寄るところになっています。ぜひ身近な場所で鳥見をしてみてはいかがでしょうか。

版画 サルスベリにエナガ(制作 石阪)の画像版画 サルスベリにエナガ(制作 石阪)

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