カワセミ通信74(2013年1月)

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更新日:2013年1月16日

  • カワセミ通信74

明けましておめでとうございます。この冬は厳しい寒さが続くという予報です。風邪など引かぬようご自愛ください。
初夢の縁起物の第一は富士山ですが、新しい市役所庁舎の10階展望室からは、残念ながら富士山は望めません。ちょうど丹沢山塊の後ろに隠れてしまいます。その代わりにというわけではありませんが、日本で2番目に高い北岳(3193m)を見ることができます。真西から7~8度北に振れた方角になります。
まだ、確認はできていませんが、八ヶ岳方向に雪の山が見えます。町田市自然休暇村のある長野県川上村のすぐ南に位置する、金峰山あたりではないかと思います。なお、市民病院9階の展望レストランは早朝から営業していますので、朝食のついでに秩父や南アルプス方面の山を探してみてはいかがでしょうか。
さて、一昨年の東日本大震災以降、修正作業を続けてきた、「町田市地域防災計画」がまとまり、先月の「町田市防災会議」で決定しました。今回の修正については今後の「広報まちだ」等で詳しくお知らせしますが、いくつかのポイントをご紹介します。
まずは、被害想定が大幅に大きくなったことです。多摩直下型地震での想定で、死亡者は約4倍の220人以上に、建物の倒壊も約5倍の4000棟弱にのぼると想定されています。
避難や医療救護についても変更があり、まず、避難所という名称は「避難施設」に、避難場所は「避難広場」に変わりました。医療救護体制では、これまで市内7か所の避難施設を医療救護所として指定していましたが、発災直後に医療関係者が集まれるか等、いくつかの点を考慮して、市内11か所の病院を災害拠点連携病院として定め、初期の医療救護活動にあたることとし、その後7か所の救護連絡所を開設することになりました。
その他にも、帰宅困難者対策など、ほぼ全面的に見直す形になりました。また、災害被害をどうやって少なくするか、減災目標も掲げています。実際に大地震などが発生した時にどう行動するか、日ごろの備えはどうするか、家庭や団体、企業などで今回の計画修正を機に再確認をしていただきたいと思います。

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