カワセミ通信66(2012年5月)

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更新日:2012年5月11日

カワセミ通信 66
 広袴神明社のふるさとの森に、ウグイスの仲間のセンダイムシクイがやってきました。同じく夏鳥のキビタキも渡ってきました。二種類とも、この森での滞在は2週間程度で、センダイムシクイは低い山へ、キビタキは亜高山帯の山へそれぞれ繁殖のために移動していきます。
 アオサギの15羽ほどの群れが早朝の上空を北の方角に、隊列を組んで山を超えて行きました。ヒヨドリは、連日のように、やはり北に向かって、10羽から20羽程度の群れで渡っていきます。冬の間も見られるヒヨドリやスズメ、モズなどは、春と秋に、「渡り」をする個体と渡りをしない個体があることが知られています。
 さて、少し前になりますが、先月中旬に町田市の市民ボランティア90人の皆さんと、バス2台に分乗して、東日本大震災で被災した宮城県山元町に行き、花壇作りのお手伝いをしてきました。山元町の齋藤町長や約50人の町の皆さんも参加し、役場入り口に花の広場を作りました。もう1グループは、JR常磐線坂元駅前の「バス停」付近でやはり花壇を作りました。坂元駅とは言っても、津波のために常磐線が不通のままで、バスが代わりに走っている状況でした。
 今回の支援活動は、町田法人会が社会貢献活動の一つとして企画したものですが、ボランティアの皆さんも、自己負担をして参加していただきました。町田市も、この企画に賛同して、市営の下小山田苗圃で育てた花苗1万株を町田法人会にお渡しし、被災地支援活動のお手伝いをさせていただきました。
 また、これも先月のことですが、同じく宮城県東部の多賀城市など被災市町の清掃組合に、町田市で使用していたごみ収集車を寄贈しました。この活動も市民団体との市民協働で、収集車の現地への運搬や手続きなどは東京町田サルビアロータリークラブが担当しました。
 現在も様々な団体、市民の皆さんに被災地を支援していただいていますが、引き続きの支援活動をお願いいたします。

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