カワセミ通信76(2013年3月)

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更新日:2013年3月13日

  • カワセミ通信76

去年の12月以来続いた長く、厳しい寒さも、このところ、一雨ごとにゆるんできました。草木の芽も膨らみ始め、本格的な春を迎える準備中です。
去年の夏に見かけた、小型の猛禽類「ツミ」が毎日のように鳴くようになりました。何年か前に小欄で、春に渡ってくる「夏鳥」ではないかと書きましたが、一年中いる「留鳥」に訂正いたします。どうやら、2月から繁殖活動に入ったようです。
シジュウカラの囀りに加えて、ヒガラも囀りを始めました。ヒガラは、高山で繁殖する鳥で、冬でもあまり住宅地で見かけることが少ない鳥ですが、この冬が寒かったからでしょうか。
さて、先月末に2つの介護保険施設がオープンしました。1つは、介護老人保健施設(老健施設)で、鶴間にできた「オネスティ南町田」です。市内で7番目、7年ぶりの開設です。もう1つが、相原町にオープンした特別養護老人ホーム(特養)の「椿」です。
市は、2009年度から2011年度の介護保険事業計画で、市民要望の強い、特養などの介護保険施設の整備に力を入れてきました。特養については、東京都からの施設整備費補助に加え、市としての補助制度も創設し、運営法人を全国から公募し、整備を促進してきました。今回できた特養の「椿」は、青森県に本拠のある法人です。
3か年で、7施設676床が整備され、2009年上半期には、入所申し込みから半年以内に入れる高齢者の率は、21.3%だったのが、2012年上半期では36.9%までに入所率が増加し、入所待ちの期間が大幅に短縮されました。
高齢者の住まいや介護の問題は、施設の火災や事故のたびに、その在り方が議論になりますが、在宅介護が中心になるといっても、施設介護の重要性が低くなったわけでもなく、ニーズが減っているわけでもありません。また、介護以外にも、高齢者福祉については、独居高齢者をはじめ多くの課題があります。
税や介護保険の負担増加、そして社会保障の施策の在り方などについては、市民、国民の全員が考えるべきこととして、今後ますます重要性が増してくると思います。

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