カワセミ通信69（2012年8月）

珍しい白い雛を育てるバンの親（写真左）

• カワセミ通信69

毎日暑い日が続きます。市民の皆さんには元気でこの夏を乗り切っていただきたいと願っています。
この暑さの中でも、広袴公園調整池の野鳥たちは元気です。7月末には、3種類の水鳥、カルガモ、カイツブリ、そして、バンの雛が泳ぎまわっています。いずれも、今季、二度目の繁殖（二番子）です。その中に、バンのアルビノ（白化個体）がいます。個体変異で色素が不足して白い羽色になったものです。このあと、羽根の色がどんな風に変わるのか見てみたいと思います。
さて、お蔭様で、新しい市庁舎での業務も順調にスタートしました。新庁舎にはいくつかの特長がありますが、これまであまり触れなかった、「おもてなし」についてご紹介します。
1つは、大きな空間のワンストップロビーです。これは、来庁された市民の皆さんが、少しでもゆったりとした気持ちになれるようにと考えたものです。2点目は、ご案内の職員（総合案内係）を1階フロアに配置し、また各係でもカウンターの前に出て、積極的にお声かけをしています。
3点目は、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、いわゆる「張り紙」をやめたことです。壁へのポスター貼りや張り紙は、美観を損ねていましたが、新庁舎はすっきりとした印象を持っていただけるようになりました。
4点目に、職員の出勤時間が10分前倒しになりました。毎朝、午前8時20分には朝礼をし、受付開始の8時30分にはお客様をお迎えする準備を整えています。
全体として、サービス業に分類される市役所が、新庁舎移転を契機に、サービス業としての仕事の仕方に、一歩近づけたのかなと思っています。これからも、市役所のサービス改善・改革に取り組んでいきます。