カワセミ通信71(2012年10月)
目玉模様が特徴のヤママユガ
- カワセミ通信71
朝夕がめっきり涼しくなりました。台風17号も心配したほどの大きな被害もなく、ほっとしました。出動された消防団など防災機関の皆様、大変お疲れ様でした。
今年の9月は日中の気温が高く、秋が来たという実感が薄かったのですが、自宅近くの広袴調整池には、早くも9月末に冬鳥のコガモが12から13羽渡ってきました。今ごろのコガモの羽色は雄雌同色、普段は派手な羽色の雄も、雌と同じような地味な色をしています。これは「エクリプス」と呼ばれ、11月ごろに生殖羽に換わります。
早朝、薬師池公園に秋の渡りのヒタキ類を探しに行きました。園内をだいぶ探しましたが見つかりませんでした。
そこへ、クヌギ、コナラの樹林から下の園地へ、かなりのスピードで飛ぶ「鳥」らしきもの。何だろうと見たら、翼開長が10センチ以上あり、立派な触角と後ろ羽の目玉模様。「ヤママユガ(山繭蛾)」という名前の「蛾」でした。この蛾の繭(まゆ)は網目状になっていて、子どものころに取ったり、拾ったりしたことを思い出しました。
さて、文化芸術施設としてその完成が待たれていた、町田市文化施設和光大学ポプリホール鶴川が駅前に先月末、開館しました。工事中の出水や東日本大震災の影響等で、今年の5月開館の予定がかなり遅れてしまいましたが、ようやく今秋からサービスを開始しました。
当日は、三曲協会、茶道協会、華道協会など、様々な文化芸術団体のご協力により、来館者へのおもてなしのご奉仕をいただきました。
略称「ポプリホール」は、すでに業務開始した鶴川市民センターの駅前連絡所をはじめとして、集会施設、そして駅前図書館などの複合施設として建設され、全館オープンは今月17日(水曜日)を予定しています。
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