カワセミ通信67(2012年6月)

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更新日:2012年6月11日

  • カワセミ通信 67

 このところ、早朝にホトトギスの声を聞くようになりました。カッコウの仲間では唯一、低山帯で繁殖し、主にウグイスに託卵することが知られています。広袴の雨水調整池で、カイツブリが繁殖をしています。幼鳥も、今はもう、すっかり親鳥と同じ大きさにまで成長していますが、まだ親鳥から小魚をもらっています。池の西側半分を占める葦の繁みでは、オオヨシキリも一時にぎやかに囀っていましたが、ほどなく移動してしまいました。
 さて、先月末に、今年度の認定農業者の認定証授与式がありました。この認定証は、今後5年間の農業経営改善計画などを提出していただき、審査のうえ、優良な農業経営者として認定するものです。今回は9人で、町田市では合計90人になりました。東京都内でも、5番目に認定農業者の多い市町村です。
 また、昨年度からは、市内の遊休農地をあっせんする制度が始まり、4月から既に3.6ヘクタール、17件の貸借が成立しています。そのうち3人は新規の農業就業者です。都内では、初めて市のあっせんによる貸借を成立させることができました。この農地の借り手=担い手バンク登録者は、市内外の農家や農業研修修了生をはじめとする農業就業者となりますが、その中でも認定農業者が優先されることで、認定制度が活かされています。
 市内には、市街化調整区域にも、耕されていない農地が増えています。主には、担い手の高齢化が背景にありますが、今回、農地のあっせん制度がスタートしたことによって、遊休農地の減少と、農業経営規模の拡大に道筋ができたものと思っています。

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