帯状疱疹予防接種
帯状疱疹予防接種について
予防接種には、予防接種法に基づいて自治体が主体となって接種を実施する定期接種と、希望者が各自で受ける任意接種があります。帯状疱疹の予防接種は、このうち任意接種に該当します。
帯状疱疹は加齢に伴って発症率が高まり、重症化すると入院が必要になったり、症状が長く続くことが確認されています。帯状疱疹ワクチンは、発症を完全に予防するものではありませんが、発症しても概ね軽症で済む効果が認められています。
帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹ワクチンには、「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類があります。
「生ワクチン」は1回接種、「不活化ワクチン」は2回の接種が必要です。
いずれのワクチンも、50歳以上の方が接種を受けることができます。また、「不活化ワクチン」については、疾病や治療による免疫機能の低下等により、帯状疱疹にり患するリスクが高いと判断された18歳以上の方も接種を受けることができます。
既往歴等により選択できない場合や、他の予防接種を受けた場合の接種間隔等にも留意する必要がありますので、ワクチンの選択や接種のタイミングについては、医師と十分にご相談ください。
予防接種を受けるに当たっての注意事項
予防接種は多くの方々に重症化予防というメリットをもたらしますが、接種後、はれたり、熱が出る等の症状が出るケースがあり、まれではありますが、重篤な症状を引き起こす可能性もあります。接種に当たってはワクチンの効果とリスクを十分に考慮したうえ、個人の判断により接種を受けてください。
帯状疱疹予防接種の助成について
対象者
下記の要件をいずれも満たす方
- 接種日時点で50歳以上の町田市民
- 町田市から帯状疱疹予防接種の助成を1度も受けていない方
助成対象期間
2024年4月1日から2025年3月31日まで
注記1:2025年4月1日以降の助成については、同年3月頃を目途にお知らせします。
ワクチンの種類と助成額
項目 | 内容 | |
---|---|---|
ワクチンの種類 | 生ワクチン 「ビケン」 乾燥弱毒性水痘ワクチン |
不活化ワクチン 「シングリックス」 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン |
接種回数 | 1回 | 2回 (2回目は1回目の2か月後) |
助成額 | 5千円 | 1回につき1万円(2回まで) |
発症予防効果 | 50歳から59歳:約70% 60歳以上:約50% |
50歳以上:約97% 70歳以上:約90% |
効果持続期間 | 5年程度 | 10年程度 |
副反応 | 注射部位の赤みや腫れなど。 不活化ワクチンと比べ発現率は低い。 まれに,アナフィラキシーや血小板減少性紫斑病などがあらわれる。 |
注射部位の痛み、腫れ、赤み、発熱、頭痛など。 生ワクチンと比べ発現率は高い。 まれに、アナフィラキシー反応を含む過敏症状があらわれる。 |
注意事項 | 既往歴等により、接種できない場合があります。 | 2回の接種で、接種が完了します。 2回目は、1回目の2か月後以降6か月以内の、なるべく早い時期に接種してください。 |
注記:どちらのワクチンを受けるかについては、医師と相談の上、個人の判断で決めてください。市ではお答えすることはできません。
接種費用
各医療機関の設定料金から助成額を差し引いた額
住民税が非課税であったり、生活保護を受給されている場合でも、接種費用の免除、減額はありません。
助成を受けられる医療機関(指定医療機関)
市内の指定医療機関にて接種を受けてください。
指定医療機関の情報は、下記のPDFファイル「指定医療機関の一覧」をご覧ください。
指定医療機関以外の医療機関や市外の医療機関で接種を受けた場合は助成対象外です。ご注意ください。
2024年度 指定医療機関一覧 (2024年10月1日更新)(PDF・193KB)
助成の受け方
- 指定医療機関に接種の予約をします。
- 予約した日に予防接種を受けます。
- 接種費用を支払う際に、医療機関が設定した金額から助成額を差し引いた額を支払ってください。
市への事前申し込みは不要です。
その他(ご案内の文書等)
2024年度 帯状疱疹接種費用助成のお知らせ(PDF・225KB)
指定医療機関に掲示していただいている、「帯状疱疹予防接種費用助成のお知らせ」ポスターのPDFです。
当ホームページの内容に準拠しています。
なお、町田市では、帯状疱疹予防接種についての対象者への個別のご案内等はしておりません。
他の予防接種を受ける場合の間隔
接種を予定するワクチンによって異なりますので、医師にご相談ください。
関連情報
町田市保健所からお知らせしている、帯状疱疹の疾病に関する情報です。
このページの担当課へのお問い合わせ
保健所 保健予防課
電話:042-725-5422
ファックス:050-3161-8634