先天性風しん症候群対策(抗体検査・任意予防接種)
風しんは、免疫のない女性が妊娠中(特に妊娠初期)に感染すると、胎児が先天性風しん症候群となるおそれがあり、注意すべき疾患です。
こうした状況に対処するため、町田市では風しん抗体検査と予防接種の費用を、以下の通り助成します。
注記:予防接種を行うには、まず抗体検査が必要です。
風しんと先天性風しん症候群について
- 風しん:風しんウイルスの飛沫感染によって発症します。ウイルスに感染してもすぐには発症せず、約14日から21日の潜伏期間がみられます。その後、麻しんよりも淡い色の赤い発しん、発熱、首の後ろのリンパ節が腫れるなどの症状が現れます。
- 先天性風しん症候群:妊娠初期の妊婦が風しんウイルスに感染すると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、精神運動発達遅滞等の障害をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。
対象者
19歳以上の町田市民で、
- 妊娠を予定または希望する女性
- 1.の配偶者等同居者
- 妊婦の配偶者等同居者
注記:1962(昭和37)年4月2日から1979(昭和54)年4月1日生まれの男性は、この「先天性風しん症候群対策(抗体検査・任意予防接種)」は対象外ですので、「風しんの追加的対策(抗体検査・第5期定期接種)」制度をご利用ください。
注記:「風しんの追加的対策(抗体検査・第5期定期接種)」の対象者には、町田市からクーポン券を送付しています。「風しんの追加的対策(抗体検査・第5期定期接種)」の詳細と、クーポン券を利用した抗体検査、第5期定期接種を実施している医療機関は下記ページをご確認ください。なお、転入された方と、クーポン券を紛失された場合は、発行(再発行)のお手続きが必要です。
抗体検査
以下の条件に該当しない方
- 過去に風しん抗体検査を受けたことがある方
- 明らかに予防接種記録のある方
- 検査で確定診断を受けた風しんの既往歴がある方
予防接種
以下のいずれかの条件を満たす方
- 抗体検査事業の検査結果において、風しんへの免疫がなかった(十分な量の抗体がなかった)と判断された場合
- 妊婦健診で風しんへの免疫がなかった(十分な量の抗体がなかった)女性が出産後に接種を受ける場合
- 自身で抗体検査を受けたケース等で風しんへの免疫がなかった(十分な量の抗体がなかった)と確認できる場合
費用
抗体検査、予防接種ともに無料
実施医療機関
町田市内の指定医療機関(以下のPDFファイルをご覧ください)
先天性風しん症候群対策(抗体検査・予防接種)実施医療機関一覧表(PDF・127KB)
診療時間等はこちらをご覧ください
各医療機関の情報を掲載しています。
受け方
実施医療機関に事前に予約をしたうえで、検査・予防接種を受けてください。
注記:一覧表に載っていない医療機関で検査・予防接種された場合は、助成の対象となりませんのでご注意ください。
持ち物
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード等)
- 抗体検査の結果がわかるもの(注記:予防接種を受ける場合に必要)
予防接種のワクチンについて
医療機関とご相談の上、以下のいずれかのワクチンを接種してください。
- 風しん単体ワクチン
- MR(麻しん風しん混合)ワクチン
関連情報
風しんの感染予防対策に関する情報は、こちらをご参照ください。
このページの担当課へのお問い合わせ
保健所 保健予防課
電話:042-725-5422
ファックス:050-3161-8634