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おいしく減塩!特設ページ

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更新日:2025年3月27日

食塩に含まれる「ナトリウム」は、生きていくうえで欠かせない栄養素です。
しかし、日本人は食塩をとり過ぎている傾向にあります。
高血圧等の生活習慣病を防ぐために今日からできることを始めましょう!

どうして減塩が必要なの?

食塩のとり過ぎは、高血圧を引き起こしやすくなります。

高血圧から動脈硬化に進行し、脳血管疾患・心疾患・腎臓病など生活習慣病の原因になります。
通常の食事ができていれば食塩が不足することはありませんので、しっかり減塩しましょう。

食塩をとりすぎると生活習慣病につながります

厚生労働省「健康的で持続可能な食環境戦略イニシアチブ」

1日の食塩摂取量はどのくらい?

令和元年東京都民の健康・栄養状況によると、1日の平均で男性は10.7グラム、女性は9.2グラムの食塩をとっています。
注釈)目標量は日本人の食事摂取基準2020年版、平均摂取量は令和元年東京都民の健康・栄養状況を参照

目標量と比較すると、男性は3.2グラム、女性は2.7グラムの減塩が必要です。

食塩摂取量を減らすために

栄養成分表示を活用しましょう!

調味料や食品に含まれる「食塩相当量」を栄養成分表示で確かめましょう。
加工食品など食塩相当量の多い食品は、小さめのものを選ぶなど、食べる量に気を付けましょう。

すぐにできる減塩調理のポイント・食事のコツ

  • 汁物は具だくさんに!
    みそ汁やスープは、具材を多くして1杯の汁量を減らしましょう。
    野菜、きのこ、海藻、豆腐など、色々な食材を組み合わせると、
    塩味を控えても、うま味が増したおいしい汁物になります。
  • めん類(そば・うどん・ラーメン)の汁は残しましょう!
    めん類の汁には食塩が多く含まれています。
    めん類の汁を全部残すことで、全部飲んだ時と比べ、食塩摂取量を約2から3グラム減らせます。
  • うす味でも満足するために色々な味付けを楽しんで!
    • 食塩を減らし、うま味、酸味、辛味などで味付けをすると満足感アップに。
      • うま味:だし汁(こんぶ、かつお節、煮干し)など
      • 酸味:酢、かんきつ類の絞り汁(ゆず、すだち)など
      • 辛味:とうがらし、カレー粉、さんしょうなど
    • 香味野菜や、ごま、のり、しそなどで風味付けを。
      • ねぎ、しょうが、にんにくなどの香味野菜や、ごま、のり、しそなどで風味付けしましょう。
  • 減塩調味料や減塩食材を上手に使いましょう!

毎日の食事作りに、減塩しょうゆ、減塩みそなどの減塩調味料や、減塩食材を使いましょう。
ただし、カリウムを添加している場合もありますので、カリウムの制限がある方は注意してください。

  • 調味料はかけるよりつける!
    刺身のしょうゆ、とんかつのソースなど、調味料はかけるより、つけた方が使う量を少なく調節できます。
  • カリウムを多く含む食品を取りましょう!
    カリウムは塩の構成成分であるナトリウムを、体内から排出するはたらきがあります。カリウムを多く含む食品を積極的に取りましょう。
    ただし、カリウムの食事制限をしている方は、摂取に注意が必要です。

講習会のご案内

町田市では減塩や生活習慣病予防に関する講習会を行っています。
詳しくは、下記のページをご覧ください。

毎月17日は減塩の日です!

17日の減塩の日に合わせて、減塩に取り組む皆さんに役立つ情報を発信しています。
ぜひフォローしてください。

参考文献

  • 日本人の食事摂取基準2020年版
  • 令和元年東京都民の健康・栄養状況(令和元年国民健康・栄養調査 東京都・特別区・八王子市・町田市実施分集計結果)
  • 日本食品標準成分表2020年版(八訂)