カワセミ通信177(2021年11月)

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更新日:2021年11月14日

「暑さの秋」も、さすがに11月近くになってから、「寒さの秋」に急に変わりました。広袴不動尊の境内には桜の大木があります。太い枝の枯れたところに樹洞じゅどうができているので、古木こぼくと呼んだほうが良いかも知れません。周りよりやや高い、朝一番に陽の当たるこずえにはさまざまな野鳥がやって来ます。
ヒヨドリ、ムクドリ、コゲラ、アオゲラ、オナガ、ときに小型の鷹のツミ。先日、「キュル、キュル」という大きな鳴き声に、何がやって来たのかと見ると、ワカケホンセイインコの5羽から6羽が梢に止まりました。ワカケホンセイインコは緑色の大型のインコの仲間です。飼育下の個体が逃げて野生化している外来種です。東京都や神奈川県など主に関東地方に多く生息していて、大田区や世田谷区にはねぐらがあり、かなり遠くまで餌を採りに移動しているようです。町田市役所の境川をはさんだ向かいの鵜野森あたりで見かけたこともあります。広袴不動尊に飛来した個体はどこから来たのか、これからもワカケホンセイインコに注目したいと思います。
さて、10月末に玉川学園前駅と玉川学園コミュニティセンターを結ぶ「玉川学園前駅デッキ」と、デッキと地上をつなぐ「エレベーター」が利用開始となりました。コミュニティセンターのエレベーターと合わせれば、駅前の道路から2丁目から3丁目方面の、一段高い住宅地まで簡単に上がることができます。
町田市は、2000年代に入って、市内のJR、小田急、東急、京王の各線の駅について、バリアフリー化を進めています。基本的に車いすでの移動ができることを目標に、鉄道駅舎及び周辺道路のバリアフリー化を促進するため、駅ごとに策定した「バリアフリー基本構想」に基づき、整備を進めています。鶴川駅でも、南北自由通路で南北の移動を円滑にし、エレベーターやエスカレーターなどが計画されています。
バリアフリーの実際の工事は、少し時間がかかりますが、これからも高齢者、障がい者や妊婦さん等すべての人が楽に移動できる、そうしたまちづくりを進めていきます。

玉川学園前駅デッキとエレベーターの写真玉川学園前駅デッキとエレベーター

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