カワセミ通信172(2021年6月)

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更新日:2021年6月15日

夜明け前、ホトトギスの声で梅雨入り前の季節を感じるようになりました。広袴・真光寺での今年初めての記録は5月23日でした。
小野路の万松寺谷戸では、夏鳥のキビタキのさえずりを聞くことができました。すでに渡りの時期を過ぎていますので、ここで繁殖しているかもしれません。
最近、市内でもカシノナガキクイムシによる、ナラ枯れの被害が広がっています。コナラやクヌギなどの立ち枯れが目立つようになりました。そこで、まちだまるごと大作戦の一環で、捕獲作戦が市内で展開されています。ここ万松寺谷戸の他に忠生公園や芹ヶ谷公園などでもボランティアによる活動が進められています。
さて、先月5月17日の町田市教育委員会で、「町田市新たな学校づくり推進計画」が決定されました。児童生徒数の減少、施設の老朽化を背景に、昨年来、審議会で検討されてきた、町田市の公立小・中学校の未来の姿を描くプロセスの一つです。今後は2040年ごろの小・中学校の通学区域(学区)の再編成、新しい校舎建設や教室・施設の在り方、地域利用など、それぞれの地域ごとに計画を作っていきます。
1965(昭和40)年前後から始まった人口急増に伴い、市内では小・中学校の建設ラッシュになりました。それから40年から50年が経ちました。そして、2000年代前半に、忠生地区の集合住宅を中心とした児童・生徒数の減少を背景に学校の再編、統廃合が行われ、忠生第四・第五・第六・第七小学校が統合され、七国山小学校、木曽境川小学校が開校し、忠生第四小学校は教育センターに転換利用されています。
今回の再編計画でも、将来は、現在の小学校42校、中学校20校がそれぞれ26校、15校になることとなっています。並行して、老朽化が進む校舎の建て替えをしなければなりません。
私事になりますが、私の卒業した鶴川小学校はその後中学校になり、今は子どもセンターになっています。鶴川中学校のほうは、やはり、鶴川市民センターや大蔵保育園に跡地利用されています。
学校は、地域の児童・生徒だけでなく地域の人々の「思い」の詰まった施設です。統合新設校、建て替え校には2500億円を超える費用がかかると試算されています。財源の確保を含め、今後の計画づくりでは、多くの市民の参加を得てまとめていきたいと思います。

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