カワセミ通信180(2022年3月)

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更新日:2022年3月15日

シジュウカラやヤマガラがさえずり始めました。ウグイスカグラが咲いて、早春です。今月の初めに、野津田公園スポーツの森に、野鳥観察に出かけました。公園の南半分は樹林地や草地になっています。まだ、冬鳥が残っていました。ツグミ、トラツグミ、アカハラ、シロハラとツグミ類4種のほか、アオジも姿が見えました。留鳥のアオゲラのペアやコゲラも見られました。この森には、コジュケイが2、3家族いるようで、散策路や広場でのんびり草の種をついばんでいました。
さて、2か月程前になりますが、「東京・町田発 新しい里山づくり」と題する、シンポジウムを開催しました。このシンポジウムは、里山環境の活用や広葉樹材の活用について、日本各地で先進的な取り組みをしている方々を招いて、と言ってもオンラインですが、報告やディスカッションを行ったものです。
パネルディスカッションでは、基調講演をしていただいた、大阪市在住で、全国的に林業、木材業の支援や地域再生を進めている、町田市出身の古川氏、岐阜県飛騨市役所林業振興課の竹田課長、あきる野市の秋川木材協同組合の高濱氏、そして林業に転職して檜原村に移住した吉田氏と、皆さん多彩なメンバーで話が弾みました。
一口に、里山環境の活用といっても、実際に何を進めていくべきか。町田市内でも、伐採材の利用、散策路の整備や竹林の活用など、さまざまな取り組みが始まっています。ディスカッションでは、パネラーから全国各地それぞれの地域の取り組みが紹介され、併せて、町田市での里山の活用策などが議論されました。
町田市では今、「里山環境活用保全計画」の策定を進めています。里山の現状は、数十年来、手入れのされていない山林も多くあります。今後は、シンポジウムでの意見を参考に、市民にとって、もっと身近で居心地の良い場所として里山の再生をしていきたいと思います。

コジュケイの写真コジュケイ

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