カワセミ通信170(2021年4月)

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更新日:2021年4月15日

いつものジョギングコースの折り返し点は真光寺公園です。この季節、野鳥たちはペアになっています。キセキレイ、セグロセキレイ、ムクドリなどが、それぞれ2羽ずつ、芝生の園地で餌を探していました。公園の周囲の林から、珍しく、キョロン、キョロンというアカハラのさえずりが聞こえてきました。コジュケイ、アオゲラも盛んに鳴き、尻下がり調子の、ツミの声も聞こえるようになりました。今年の4月は気温が一気に上がり、樹々きぎの芽吹きも気のせいか忙しそうです。
さて、3月末に、渋谷駅前の会場で、町田市未来づくり研究所の2か年研究の中間報告会がありました。
町田市では、今、2040年を目標年とした新しい長期構想〔(仮称)まちだ未来づくりビジョン2040〕を策定中ですが、未来づくり研究所では、2020~21年度の研究計画を2019年12月に定め、「2050年の町田の都市像を、シナリオ・プランニングの手法で描く」ことになりました(町田市未来都市研究2050)。
シナリオ・プランニングとは、聞きなれない言葉ですが、不確実、不透明な未来をどうやって描くかというときの研究手法の一つです。これまでの、将来計画論・計画手法では、過去の傾向=トレンドの延長線で未来を予測する手法が多かったのですが、今回は、先行き何が起こるか判らない現代では、いくつかの、未来の姿を想定して都市像を描こう、ということで研究をスタートしました。
研究過程では、有識者のヒアリング調査、複数都市のブランド調査などを行い、今回の中間報告では、町田市の未来の姿が4通りのシナリオで描かれていました。中間報告の内容は、町田市ホームページ「町田市未来づくり研究所」を検索してご覧ください。
研究計画を決めた2019年12月という時期は、新型コロナウイルスのパンデミックなど誰も予想していない時期で、これまでのトレンドの延長線上にはないことを想定するという、今回の研究手法は、時宜にかなった手法です。

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