カワセミ通信169(2021年3月)

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更新日:2021年3月15日

春になりました。ウグイスの初鳴きを2週間ほど前、2月末に聞きました。フキノトウも天ぷらにしていただきました。庭のサクランボ(暖地桜桃)も満開です。三輪の緑地を散策し、浅い春を楽しんできました。冬鳥のシロハラ、ツグミなどはまだ残っていますが、おそらく今は、北へ帰るための脂肪分を体にせっせと蓄えていることでしょう。
濃いピンク色、オペラ色のホトケノザも今が最盛期です。もっとも、この花やナズナなどは、冬の最中から畑の縁などで花をつけています。サンシュユの黄色い花も満開になりました。
さて、この3月は、東日本大震災から10年になります。2011年から、町田市は市役所職員を現地に派遣する形で、現地での下水道事業や水産基盤事業、福祉事業、税務事業等さまざまな被災地支援を行ってきました。今年度も、気仙沼市役所に応援職員が2人行っていて、復興事業、主に下水管復旧業務等に携わっています。
2011年3月、4月ごろの打ち合わせの資料やメモを繰ってみると、震災当時、被災地の方がどういう苦難に立ち向かっていたか、東北の被災地に町田市民がどのような支援の手を差し伸べていたか等、記憶が鮮明によみがえってきます。町田市内でのさまざまな影響への対応も記されています。
JR、小田急の運行停止による帰宅困難者の宿泊対応、小山ヶ丘におけるスーパーのスロープ崩落事故での救助活動、飲料水・非常食等の救援物資支援、福島第一原子力発電所の停止に伴う計画停電の広報、被災地からの避難住民の公営住宅への受け入れ、空間放射線量の測定、ガソリンなど燃料のひっ迫、義援金募金等々、数えればきりがないほど、まさに未曽有の災害への町田市民、市内企業と市役所の手探りの、そして懸命の支援活動がありました。
今、新型コロナウイルスという、これまた経験したことのない、災害ともいうべき危機にあります。東日本大震災の時の経験を思い起こして、新型コロナウイルスとの長い戦いにも粘り強く頑張っていきましょう。

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