カワセミ通信161(2020年7月)

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更新日:2020年7月15日

そろそろ梅雨明けです。この季節、注意が必要なのは、ゲリラ豪雨とも呼ばれる集中豪雨と猛暑。まず、集中豪雨による河川の氾濫はんらんや浸水被害への準備が必要です。避難施設への順路の確認や、洪水ハザードマップの確認、そして家族での事前の打ち合わせも欠かせません。
避難施設での対策も、今年は新型コロナウイルス感染防止策として、新たに体育館などの定員を大幅に縮小しました。1人当たりのスペースを4平方メートルとし、隣の人との間隔を2メートルとしました。体育館だけでは入りきれないようなケースでは教室も開放することになりました。その他、アルコール消毒液や非接触型体温計など新しい備蓄準備をしています。
猛暑の季節です。まずは、今年もこまめな水分補給や休憩などをお願いします。今回の新型コロナウイルス対策ではマスクの着用を勧めていますが、マスクの着用は熱中症の危険性を増すことになります。暑さの中では、例えば、お互いに距離をとれる場面ではマスクを外すことで、熱中症を予防することも必要になります。
新型コロナウイルス感染防止対策は、第2波、第3波に対し、さまざまに備えながら、予防ワクチンや治療薬の開発・普及まで、長期の取り組みになるような気がします。
さて、先月末にテレビ番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」(テレビ東京)の現地撮影・収録がありました。20年ほど前の真光寺地区の区画整理事業の際に造られた池の「生物調査」をしました。一番多かったのは小さなブルーギルで、数千匹くらいいたのでしょうか。鯉はかなり大型で、私自身も捕まえる際に、かなり泥をはねられました。その他、特定外来種に指定されている亀の類いも見つかりました。
5年前に、薬師池公園の「かい堀り」に参加した時にも感じたのですが、動物を飼うときに、大きくなって飼いきれなくなるということを皆さん想像していない。ほんの小さな、2、3センチメートルの、例えばアカミミガメの子も、何年かすれば体長30から40センチメートルになります。
鯉も亀もペットとして飼うなら、終生飼育をお願いします。そうでないなら「飼わない、買わない」を徹底していただきたいと思います。町田の池や川が、在来種がいなくなって捨てられた外来種の魚や亀ばかりになる、本来の生態系が壊れてしまうことのないようにしたいと思います。
なお、放送は7月26日(日曜日)の夜になるということです。

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