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カワセミ通信165(2020年11月)
寒くなりました。間ノ岳や農鳥岳など南アルプスの山々の雪化粧も遠望することができるようになりました。晴天の秋の日、常盤地区、上小山田地区にある尾根緑道と近くの里山を歩きました。ガマズミの実が鮮やかな赤に熟れ、カラスウリの橙色がかった赤い実もつややかに光っていました。くっきりとした青空に、羽裏の白色を見せてノスリ(下写真)が2羽空高く帆翔していました。
ノスリ
さて、その尾根緑道は、歩行者専用道を挟んで、南側と北側の狭い車道がそれぞれ対面交通になっているなど、長い間、交通の危険性が指摘されてきましたが、7年ほど前から、地元の町内会・自治会の皆さんや地元警察等、関係者の合意形成を図りながら、再整備計画の策定作業を進めてきました。
計画では、種入のバス停から桜美林学園のグラウンド付近までの、約1.1キロメートルについて、南北の道路それぞれに一方通行の交通規制をかけ、沿道の住宅にお住まいの方の利便性を考慮して、途中数か所にUターンできる箇所を設けています。
今年度は北側道路の築造工事を進めていますが、南側を含めた全体の工事は4年ほどかかる見込みで、2023年度の完了を目指しています。
尾根緑道工事の様子