カワセミ通信152(2019年9月)
民間交番の横のビルに新たに入居した「コワーキングオフィス」
朝夕はだいぶ涼しくなりました。見上げるうろこ雲に、やはり秋を感じられるようになりました。ただ、残暑はまだ続きます。油断は禁物、熱中症には引き続きご注意下さい。
さて、8月初めに、原町田6丁目、「民間交番セーフティボックスサルビア」の横のビル4階に新たな施設がオープンしました。この施設は、創業支援、事業支援のためのスペース、「BUSO AGORA」という名前のコワーキングオフィス(※)です。
起業の拠点、自分の事務所、研究・勉強部屋の代わり、気軽な異業種交流の場などさまざまなニーズに応えるサービスを展開しています。創業、事業拡大の事務所スペースを提供することと併せて、相談機能も備えています。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、6年前、2013年4月に「町田新産業創造センター(MBDA)」が開業しましたが、AGORAはこのMBDAと同様の機能を持った施設です。
MBDAは、町田市が中心となって金融機関や町田商工会議所などの協力で設立しました。ここは、入居者への創業の支援、販路拡大等のサポートにより、市内開業率を向上させ、地域経済を活性化することを目的としています。現在の入居状況は、ほぼ満室が続いています。
町田で起業したい、町田を拠点に事業を拡大したい、そうした需要はまだまだ堅調だと思われます。市の中心部、駅近に出現した、東京都心以外では、それ自体が新しいビジネススタイルの「コワーキングオフィス」のAGORA。開業して1か月、既に入居率などが高くなっているようです。
近年、働き方も変わってきています。在宅勤務も増えてきました。身近にサテライトオフィスを、というニーズも高まっています。そうした時代が求めるものに応える、それをこの町田で答えを出す、そんな意気込みの感じられるチャレンジだと思います。この3月に策定した「町田市産業振興計画19-28」のキャッチフレーズは「チャレンジするならTOKYOの町田から!」です。町田市内の起業・創業、事業拡大に期待したいと思います。
※コワーキングオフィスとは、複数の事業者の利用に供するための事務所・打ち合わせスペースの機能を有するオフィスです。
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