カワセミ通信147（2019年4月）

芝生養生中の上の原グラウンド

コジュケイやアオゲラの大きな声が聞こえるようになりました。新緑が日増しに色濃く、まぶしくなって、春本番です。今年のゴールデンウィークは、平成から令和にかけて10連休という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、先日、平成31年町田市議会第1回定例会が閉会しました。今議会で可決・成立した新年度予算については、本紙でも、特集でお知らせしています。そのなかで、スポーツ関連の予算のいくつかを紹介したいと思います。
市立総合体育館に大型映像装置を設置する事業予算については、2月15日号のカワセミ通信でも触れましたが、今年中には設置する予定で進めています。野津田の市立陸上競技場のスタンド増設工事は、今進めている地盤造成工事の後、建築の本体工事を9月ごろまでに発注するように準備をしています。完成は、再来年の2月、Jリーグ2021シーズンの開幕を目標にしています。
隣接する上の原グラウンドの芝生化は、ほぼ工事が終わり、芝の養生をしています。土曜、日曜は市民利用で、ウィークデイはFC町田ゼルビアが練習に使うという住み分けをします。
長らくお待ちをいただいている市立室内プールは、現在、改修工事2年目です。この秋には利用の再開を予定しています。また、最終処分場の池の辺地区に計画している、（仮称）町田スポーツ公園は、今年度が実施設計、来年度工事着手の計画で整備を進めます。
小山ヶ丘地区に計画中の、小山上沼調節池スポーツ施設の実施設計をします。また、南町田の鶴間公園のスポーツエリアはこの秋に再整備が完了します。さらに、地域の方に施設開放をしている、小・中学校の体育館については、熱中症予防などを目的に空調設備を設置します。今年度は、中学校全20校、小学校7校について、実施設計を行い、来年度からの2ヵ年で小・中学校、全62校の整備を予定しています。
屋外での活動にふさわしい季節になりました。今後とも、市民のするスポーツ、見るスポーツをさらに充実させ、「スポーツで人とまちがひとつになる」を実現していきたいと思います。