カワセミ通信140(2018年9月)

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更新日:2018年9月25日

記録ずくめの暑さの夏でした。今年は、6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨災害など関西・西日本は災害が頻発しました。9月に入って、非常に強い台風21号の関西地方直撃、そしてこの度の北海道胆振東部地震。関東地方でも、いつ起こってもおかしくない災害。被災された方々には心からのお見舞いを申し上げます。
このところ、朝夕は少しだけしのぎ易くなりましたが、まだまだ暑さは続きます。そんな中でも、ヒガンバナが咲き、真光寺川脇の田んぼでは稲穂が垂れ、それこそおいしそうな香りがあたりに漂っています。
いささか旧聞に属することで恐縮ですが、8月に北京を訪問しました。東京都と北京市は友好都市になっており、毎年双方の代表団による相互訪問・交流がなされています。
今年は、東京都の市区町村の首長が北京を訪問する年に当たります。北京市の都市計画などの現場を見たり、4年後、2022年冬季オリンピックの競技会場を見たりしました。すでに北京市は、2022年モードになっているという感じでした。今回の北京市の公式訪問では、相互交流が始まって以来初めて、北京市長が面会に応じてくれました。友好交流40周年ということもあるのでしょうが、何か日中間の友好ムードのようなものを感じました。
さて、その北京ですが、ご案内の通り、すさまじいばかりのモータリゼーションで、片側4車線の通りが多いのですが、それでも、かなりの渋滞を起こしていました。渋滞そのものは、東京とあまり変わりませんが、どうも駐車場が足りない様子です。6メートルくらいの幅のある歩道に、ドイツのブランド高級車が目立ち、並んで駐車していました。
ここからは、推測ですが、都市計画や建築規制に駐車場設置が組み込まれていないか、不足しているようです。歩行者のための歩道が駐車場になっているのは、急激な経済成長やモータリゼーションに都市計画が追いついていないのではないかと感じました。
しっかり調べていないので、この指摘は当たっていないかもしれませんが、もって他山の石とすべき、というか、私たちの都市計画にも、反省すべき点があるのではないかと自戒をいたしました。

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