カワセミ通信33(2009年7月)

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更新日:2009年7月11日

カワセミ通信33
 ときどき暑い日があります。そろそろ、梅雨明けです。真光寺川のあたりでも、野鳥の雛が育っています。カルガモ、ツバメ、シジュウカラ、ムクドリなど、それぞれが巣立った雛に給餌をしています。このあたりでは、アジサイ、ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙)に続いて、フヨウ、アガパンサスなど夏の花が咲き始めました。
 先月末に、図師、小野路地域の田んぼと山を見てまわりました。町田市環境審議会の現地視察に同行したものです。環境審議会からは5月に「町田市地球温暖化防止実行計画」の答申を受けたところです。
 この日は、かなり暑い日でしたが、地元の管理組合の方の案内でいくつかの「谷戸」を精力的に見てまわりました。ノカンゾウのオレンジ色、オオバギボウシやオカトラノオの白い花や、ネムノキの花の薄紅色が印象的でした。

 小野路、図師、上、下の小山田地区には、主なものだけでも、おそらく10~12くらいの数の「谷戸」があります。それぞれの農家の努力で、田んぼとして営農されているところも数多くあります。しかし、谷戸の中には休耕田になって10数年というところもかなりあります。
 できれば、NPOや市民ボランティアの力をもっとお借りして、地元の農家と一緒に「田んぼ」がすこしでも広がり、再生すれば、農家自身も、市民にも、市外から訪れる人にも、そこに住む生き物にも暮らしやすい地域が広がるのではないか、そんな風に感じました。
 今年は、「みどりの基本計画」の改定計画の策定作業も始まります。また、今後3ヵ年で、環境マネジメントシステムについて、ISO14001認証の取得を目指し、現在、初年度の審査を受けています。さらに、先月6月には、「廃棄物資源化基本計画」を検討する審議会もスタートしました。
 環境問題は、市役所だけでは、それこそ逆立ちしても事態は解決に向いてゆきません。市民と市役所の協働で課題を解決していきたいと思います。

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